Oculofacial Clinic Tokyo#経結膜挙筋短縮術

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公開日:2024.02.10 最終更新日: 2024.04.15

生まれつきの
眼瞼下垂
(先天性眼瞼下垂)

先天性眼瞼下垂症について 先天性眼瞼下垂とは? まぶたが垂れ下がることを眼瞼下垂と呼びます。上眼瞼の位置は、正常だと角膜上縁の下方0.5~1.0mmにあり、上まぶたが正常よりも低い位置に下がった場合、眼瞼下垂と見なされますが、出生時または生後1年以内に眼瞼下垂がある場合に先天性眼瞼下垂と呼ばれます。 先天性眼瞼下垂のほとんどの場合には、単独で発生し、全身の病気とは関係ありません。先天性眼瞼下垂は、男女での性差はなく、片目にも両目にも発症します。 先天性眼瞼下垂症の原因について 先天性眼瞼下垂の多くの場合に原因はありませんが、一部では遺伝(常染色体・優性)によって発生します。先天性眼瞼下垂患者の挙筋および腱膜組織は、脂肪および線維組織に置換されていることが組織学的に明らかになっています。 先天性眼瞼下垂は幼児期から存在するため、視力が発達しない「弱視」という状態になることがあります。弱視は眼瞼下垂による遮蔽により視覚が障害されることによって生じることもあれば、角膜の歪みによる乱視の発生によって視覚障害が発生し、その結果として弱視になることもあります。弱視は早期手術の適応となりえます。また眼瞼下垂の状態では整容的に良好ではないことが多く、その場合にも手術が勧められます。 先天性眼瞼下垂症の治療法 弱視の可能性があるの場合は、早期の手術が必要です 全ての先天性眼瞼下垂患者に手術が必要なわけではありませんが、弱視の可能性について患児を注意深く経過観察する必要があります。弱視は7〜10歳を過ぎると元に戻らない可能性が高いため、視力を維持するにはその時期以前に手術を行うことが非常に重要です。 3歳から7歳までに弱視の発生有無の診断が必要です また、一方で視力検査は3~4歳以上で可能になるため、弱視の診断はこの時期を過ぎるまで行うことが出来ず、つまり3歳から7歳までの期間に弱視の発生の有無を診断し、弱視が見られた場合もしくは疑われた場合には手術を行うべきであると考えられます(重度の眼性斜頸がある場合を除く)。また、眼瞼下垂であると、容姿の問題から発育に悪影響を及ぼす可能性があります。 先天性眼瞼下垂症の手術について 先天性眼瞼下垂症の手術方法 先天性眼瞼下垂では、身体的、機能的、心理的な影響があるため、いずれかの時点でいずれかの方法で手術をお勧めします。手術方法は、治療目標、基礎診断、挙筋機能の程度によって異なります。手術の主な目的は機能的なものですが、まぶたの形状、二重の幅などを左右対称にすることで、整容的に改善することも目的になります。 先天性眼瞼下垂への手術は、病気の重症度に応じて、どの年齢でも行うことができますが、特に重度の弱視または眼性斜頸が存在する場合は、早期の手術が必要になる場合があります。眼性斜頸の重度の場合は、極端に頭を上げた姿勢により身体のバランスが崩れ、乳児期や幼児期の発達が遅れる可能性があります。早期手術が必要な状態でなければ、手術は通常3~4歳以降に行います。この年齢まで待つことで、術前により正確な測定が可能になります。 どの術式を行っても眼が閉じづらくなりますが、20~30代までは角膜表面が乾燥に比較的強いので問題になることはほとんどありません。逆に中高年期以降に手術を行うと角膜表面に傷がついて、痛み・異物感が起こることがあり、元に戻す手術を行うこともあります。 1.挙筋短縮術 この手術は、まぶたの二重(ふたえ)部分を切開して挙筋腱膜とミュラー筋の複合体を短縮します。皮膚切開部は、もともとの二重部分もしくは新しく作成された二重の奥に隠れるようにします。 適応症: 挙筋短縮を行うには、中程度の挙筋機能が存在する必要があります。挙筋機能が4mmを超え6mm未満の場合は、22mm以上の挙筋切除が推奨されます。挙筋機能が6~8mmの場合、挙筋切除術は16~18mmとなります。挙筋機能が8mmを超える場合は、10~13mmの挙筋切除術が必要となります。挙筋機能が4 mm未満の場合、または上転障害がある場合には、十分にまぶたの挙上が行われない可能性があるだけでなく、角膜が大きく傷付いてしまう可能性があります。 ベル現象(目を閉じたときの眼球の上転)が弱い方、角膜の感度の低下または涙液の分泌が少ない方は、角膜びらんを引き起こす可能性があります。 手術結果: 患者は手術後数週間から数か月の間、睡眠中にまぶたを閉じることができなくなる場合があります。睡眠中にまぶたが開いてしまう問題は、時間の経過とともに改善されますが、ある程度残存します。 2.前頭筋吊り上げ術 適応についてまぶたを上げる筋肉が極端に弱い人(主に先天性) 手術方法について この手術は眉とまぶたを繋ぐことにより、眉の挙上を通じて患者のまぶたの挙上が出来るようにする方法です。対称性を得るために重度の片側性の先天性眼瞼下垂症に対して両側にこの手術を行う場合もあります。 使用する材料として、患者の自身の大腿筋膜、組織バンクの大腿筋膜、非吸収性縫合糸材料(プロリン、ナイロンなど)、シリコンバンド、シリコンロッド、ゴアテックスシートなどが挙げられます。 ベル現象(目を閉じたときの眼球の上転)が弱い方、角膜の感度の低下または涙液の分泌が少ない方は、角膜びらんを引き起こす可能性があります。 手術結果 患者は手術後数週間から数か月の間、睡眠中にまぶたを閉じることができなくなる場合があります。睡眠中にまぶたが開いてしまう問題は、時間の経過とともに改善されますが、ある程度残存します。 3.ミュラー筋タッキングもしくは切除術 この手術は、まぶたのフェニレフリンに対する反応が良好な場合に選択されます。 結膜とミュラー筋にマークを付け、クランプで縫合します。組織が切除されます。その後、結膜層が閉じられます。 この処置は先天性眼瞼下垂の場合にはあまり行われませんが、その使用については十分に文書化されており、最近の文献ではその有用性が高まっています。 先天性眼瞼下垂手術の合併症 先天性眼瞼下垂修復のための手術に関連する合併症には、次のようなものがあります。 創部瘢痕・肉芽腫 眼瞼形状の非対称性 過矯正による角膜びらんとドライアイ 低矯正による再手術 材料の露出 感染 先天性眼瞼下垂手術の予後 先天性眼瞼下垂を修復すると、機能的にも美容的にも優れた結果が得られます。 綿密な経過観察とアイパッチなどの治療により、弱視は治療することができます。 手術を行った患者のうち、50%以上が最初の手術から8~10年以内に再手術を必要とする可能性があります。 先天性眼瞼下垂手術の再発例 当院で行う先天性眼瞼下垂の患者さんは、他院で昔手術をしたけれども上がらなかった、再発してしまった、という方ばかりです。再発した場合にも追加手術で改善が得られる可能性が高いです。 手術をご希望の場合には以前どの術式が行われたか、現状がどの程度角膜が傷ついているのかなどを確認し、適切な手術法を選択します。 当院で先天性眼瞼下垂手術を受けられた方のお声はこちら 先天性眼瞼下垂BLOG 2022年6月、当院で先天性眼瞼下垂手術を行い、無事に成功しました。その際のブログ記事がございますので、是非ご一読ください。 ブログはこちらから 先天性眼瞼下垂症の症例について 症例1.20代女性「左先天性眼瞼下垂の他院手術後の修正手術」 約20歳女性。左眼瞼下垂に対して地域の大学病院で2回の手術をしましたが、まぶたが上がらなかったため、来院されました。 術前左先天性眼瞼下垂の状態です。左は眼瞼下垂、右は皮膚弛緩があり、眼瞼の形状が大きく異なるため、大きな左右差を感じます。 術後3カ月術後には重瞼の幅や見開きの程度が左右でほぼ同じ状態になりました。左右差をほとんど感じなくなっています。 治療内容について 治療内容 右眼:皮膚切除+重瞼作成左眼:挙筋短縮+皮膚切除+重瞼作成 執刀医 鹿嶋友敬先生 術前眼瞼下垂のために、どことなく暗い印象になってしまっているのが分かります。 術後3カ月眼瞼下垂を治すだけで、このように明るい印象にすることが出来ました。 症例2.30代女性「左先天性眼瞼下垂の他院手術後の修正手術」 約30歳女性。左先天性眼瞼下垂に対して大学病院で1回、違う大病院で1回の手術を行いましたが、改善されずに来院されました。 術前左先天性眼瞼下垂のため、黒目の露出が少なく、どこか暗い印象になってしまっています。2つの大病院で手術を受けましたが、挙上は不十分でした。 術後3カ月術後には重瞼の幅や見開きの程度が左右でほぼ同じ状態になりました。左右差をほとんど感じなくなっています。 治療内容について 治療内容 左眼:挙筋短縮+皮膚切除+重瞼作成 執刀医 鹿嶋友敬先生 術前まぶたが下がってしまっているので暗い印象になってしまっています。 術後3カ月見開きの左右差が解消し、二重のラインもきれいになったので目つきがとても綺麗になりました。 「眼瞼下垂手術」専門医へのご相談はこちら まずはお気軽にご相談ください。 我々は年間5,000件以上の眼瞼下垂手術を行っているため、多数の他院での失敗例を引き受けております。 手術の結果は医師によってさまざまであり、他院で上がらなかった方でも改善できる場合がほとんどです。どうか諦めずにご相談いただけたらと思います。 電話で今すぐ相談する 眼瞼下垂治療の副作用やリスク、注意事項 術中にまぶたの形を確認するため主に局所麻酔で行いますが、小児の場合など状況に応じて全身麻酔で行います。 術前に痛みを感じにくいように鎮静剤を使用することがあります。 局所麻酔で手術をおこなう場合、重い痛みを感じることがあります。痛みが辛いようであれば、麻酔薬の追加や鎮痛剤の投与で対応します。 複数回手術をされている方は痛みが強い傾向にあります。 できるだけ左右差を少なくするように手術を行いますが、完全に左右対称にはなりません。術後に左右差が大きい場合には再度縫合処置をしたり、再手術を行ったりする事があります。 術後徐々に傷痕は目立たなくなりますが傷痕が目立ったり、ケロイドになったりすることがあります。 術後に傷が離解した場合は再度縫合処置が必要です。 感染などで眼窩蜂巣炎になることがあります。 術中鎮静剤を使用した場合血圧低下、除脈、呼吸抑制などが起こることがあります。 同意書文面 他院下垂術後の修正手術を受けられる患者さん、ご家族のみなさまへ この説明書は、他院下垂術後の修正手術について説明したものです。わからないことがありましたら、担当医にお尋ねください。治療を受けられる場合は、下記に「同意書PDF」を用意しておりますので、一度目を通していただき署名をお願いいたします。 同意書文面(PDF)

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公開日:2021.11.02 最終更新日: 2024.04.20

眼瞼下垂手術

眼瞼下垂が起きる原因には大きく2種類あり、「皮膚のたるみによる眼瞼下垂」と「筋肉の弱りによる眼瞼下垂」です。重要なポイントはそれぞれの原因に応じた手術を行うことです。 当院の眼瞼下垂の治療について 眼瞼下垂のデザインは自然・ナチュラルを目指しています 僕はもともと眼科医です。眼科医になってから眼形成を学び、世界最高の水準にまで高めてきました。当院所属ドクターもほとんどはもともと眼科医です。 美容外科では「出来るだけ目をパッチリさせる」ことが正義ですが、僕ら眼科医の目標は「出来るだけ自然で機能的なまぶたを作る」ことが正義です。それは形状だけでなく、自然なまばたきが出来なければ、目が傷ついてしまうこともあるからです。この世に授かった形状や機能を妨げることなく、デザインすることを心掛けています。 眼瞼下垂の症状 こんな症状があったらたれマブタ(眼瞼下垂)かもしれません。 上まぶたが垂れてきて目を覆うようになってしまった状態を眼瞼下垂(たれマブタ)と言います。この状態になると、下記のような症状が出現します。 目が重い 二重の幅が広くなってきた ハードコンタクトを使っている(いた) 肩こり、頭痛がひどい 眠そうだと言われる 目が細い 目つきが悪いと言われる おでこのシワが目立つ 眼瞼下垂の手術を他院で受けたが、納得した仕上がりではなかった方へ 当院には、他院で治らない治せないと言われた方々がたくさんいらっしゃるのですが、他院で眼瞼下垂手術を行い、思いどおりの結果にならなかった方も数多く来院されます。 他院で修正することが難しいと判断された方でも、今まで来院されたほとんどの方が治療が可能ですので、まずは一度ご相談いただけたらと思います。 眼瞼下垂の修正手術をみる 眼瞼下垂の2つの原因 皮膚のたるみによる眼瞼下垂 たれマブタ(眼瞼下垂)の原因は、大きく分けて2つの種類があります。まず最初に皮膚のたるみによるものが挙げられます。これは、年齢とともに徐々に皮膚が伸び、たるんでしまったものです。 もともと一重まぶたであった方に起こりやすく、おでこに深いシワが目立ち目の形が八の字になってイラストのような表情になります。これを皮膚のたれマブタと言います。 筋肉の弱りによる眼瞼下垂 一方で、まぶたを上げる筋肉が弱くなってしまうタイプのたれマブタ(眼瞼下垂)もあります。年齢とともに筋肉が伸びてしまい、それを補おうと眉毛が上がってしまいます。 ハードコンタクトレンズを装用している方、過去に装用していた方がなりやすいです。これを筋肉のたれマブタと言います。 眼瞼下垂の治療 治療はそれぞれの原因に応じた手術を行うことです。 皮膚のたれマブタ(眼瞼下垂)の場合 皮膚のたれマブタの場合には、垂れてしまった皮膚をまつ毛の上で切除し、それ以上下がって来ないように二重まぶたを作成します。場合によって脂肪の切除も行います。もともと二重まぶたであった方の場合には、眉のすぐ下を切開する眉毛下皮膚切除を行う場合もあります。重度の場合には、その両方が必要になることもあります。 筋肉のたれマブタ(眼瞼下垂)の場合 筋肉のたれマブタの場合には、伸びてしまった筋肉をまぶたが機能的に上がるような位置に縫い直すことで治療します。同時に皮膚を切除することもあります。軽度の場合には皮膚を切開せず、目のうら側から行うこともあります。 当院が提供する治療の特徴 手術件数が多く、経験が豊富 当グループでは保険と自費含め年間5017件(2023年1月から12月まで:総手術数10,000件以上のうち)の眼瞼下垂手術を手掛けております。この手術件数は国内のみでなく、海外も含めて多いです。 患者さんごとに合わせた美しいデザイン 眼瞼下垂手術は、目の形状を変化するため、その人の人生がかかっている非常に重要な手術です。デザインが適切に行われなかった場合には、人生が変わってしまうこともあるのです。そのため、患者さんに合ったまぶたにするためには、たくさんの「経験」や「技術」が必要になります。 他院での失敗・やり直しにも対応 今までに手術を受けたことが無い方はもちろんのこと、他の医療機関で治らなかった、もしくは失敗してしまった方の修正手術も数多く手がけております。 決して諦めないでください 当院では膨大な手術症例数に基づいた経験や技術を活かし、患者さん個々人のまぶたの状態に合わせた治療を行っています。どうぞ安心してご来院いただけたら幸いです。 お問い合わせはこちら 眼瞼下垂手術の症例 皮膚のたれマブタへの手術 皮膚のたれマブタでは、余った皮膚を取り除くことと、二重まぶたを作ることが目的です。 まぶたの皮膚をまつ毛の上5〜6mm程度の位置で切開し、余っている皮膚を切除します。その後、二重まぶたを作製し皮膚を縫合します。同時に脂肪を切除する場合があります。 この方法のメリットは皮膚を切除し二重まぶたを作り直すことが出来ることです。もともと一重まぶたや奥二重まぶたの方は作り直した方が綺麗に仕上がります。 それから、皮膚の切除には眉毛の下を切開して皮膚を切除する方法もあります(眉毛下皮膚切除)。眼瞼の皮膚が分厚いため、まつ毛の上で切開すると二重まぶたも分厚くなってしまい不自然になることが予測できる方は、眉毛下皮膚切除が望ましいです。 この方法では自分の二重まぶたが露出されるので、皮膚がたるむ10年くらい前のご自身の自然な目の印象になります。眉毛下皮膚切除ではキズが体表にあるため、デザインに加え切開・縫合の技術という基本中の基本の力量が最重要視されます。力量が無ければ、キズが目立ってしまうためです。当院ではキズを目立たないように最大限の注意を払っています。 眉下切開の当院と他院の比較 適切なデザインや縫い方には高い技術力・豊富な経験が求められる 切って縫うだけの単純な術式ですが、デザインや縫い方にコツがあります。 年齢によって徐々にたるみが増えるため、高齢になるほど目の横幅を大きく超えて目じりの皮膚まで切除しないと、逆に術後に目じりのしわが増えたように感じてしまうことがあるのです。 手術直後には腫れがかなり強く出ますが、2週間で8割程度の腫れが引きます。残りの腫れは6か月くらいかけて徐々に引いていきます。 1.目の形状が「ハの字」 術前 皮膚のたれマブタにより目の形状が「ハの字」のようになってしまっている。目つきも暗く見られてしまう。 術後 皮膚のたるみが取れ、二重まぶたになっています。目に光が入るようになったため、目つきが改善したのがわかります。 2.目つきが悪く感じてしまう 術前 若い人にも皮膚のたれマブタは起こります。生まれつきの一重まぶたであると皮膚がたるんで目に被さってしまいます。目つきも悪く感じてしまいます。 術後 黒目が大きく露出するようになり、楽に目を開くことが出来るようになりました。目つきも良くなったのがわかると思います。 3.眉毛が上がり、おでこにシワが出来る 術前 皮膚のたれマブタにより、眉毛が上がり、おでこにシワが出来てしまっています。 術後 皮膚を切除し二重まぶたを作成しました。眉毛が下がり、まぶたの皮膚の面積がかなり減っているのがわかります。おでこのシワが消え、表情が良くなっています。まだ術後2週間ですので少し腫れや赤みが残っています。 4.まぶたが脂肪によって膨れている 術前 皮膚のたれマブタがあり、黒目が小さくなっています。まぶたが脂肪によって膨れています。 術後 まぶたの皮膚と脂肪を切除し、二重まぶたを作成しています。同時に目頭切開(内眥形成術)も行っているため、かなり目が大きくなってスッキリした目つきになっています。 5.まぶたの形状に左右差がある 術前 皮膚のたれマブタがあり、まぶたの形状の左右差が出来ています。 術後 左右均等な二重まぶたを作成すると、きれいな目つきになりました。 6.他院で受けた眼瞼下垂手術(挙筋短縮)の修正手術 術前 他院で眼瞼下垂手術(挙筋短縮)を行ったが、まぶたの重さが取れないとのことで来院しました。黒目は正常に露出していますが、皮膚が余って被ってしまっています。切開線が細かいシワになってまぶたがガタガタになっています。 術後 まぶたの皮膚を適切に切除し、二重まぶたを作成しました。自然な表情になっています。このようにデザインには多くの経験が必要なのです。 眉毛下皮膚切除の症例写真 7.目がすべて影になってしまっている 術前 皮膚のたるみがあり、目じりにかけてほとんど目が影に隠れてしまっている 術後 皮膚のたるみが取れ、目がしっかり開いている。キズはほとんどわからなくなっています。これからさらに綺麗になっていきます。 術前 年齢とともに皮膚がたるんでいるため、中央から目じりにかけてほとんど目が開いていないように見える。 術後 眉毛下で皮膚を切除したため、目を開くことが出来るようになった。3か月目だが傷はほとんど目立ちません。これからさらに綺麗になっていきます。 8.ナチュラルにたるみを無くしたい 術前 皮膚弛緩があり、目じりにかけて皮膚のたるみが出ているのが分かります。まぶたの脂肪もあるので切除の選択肢もありますが、自然な仕上がりを希望され大きく変化することを希望されなかったので眉毛下皮膚切除を選択しました。 術後 目じりにあった皮膚のたるみは取れ、二重幅も広くなっています。眉毛下に出来た傷はほとんどわかりません。これからさらに綺麗になっていきます。 術前 年齢とともに皮膚がたるみ、奥二重のようになっています。 術後 目じりのたるみが取れ、すっきりとした目つきになりました。すでに創部はほとんどわかりません。これからさらに綺麗になっていきます。 9.眉毛が吊り上がっている 術前 皮膚のたるみがあり、自然と眉の外側が上がっています。 術後 皮膚のたるみが取れたことで、眉の位置が本来の場所に変化しています。目の上の皮膚の量が減少していることがわかります。 術前 皮膚のたるみがあり、眉の外側が上がっていることが分かります。 術後 眉は自然な位置に戻りました。皮膚を引き上げているため目じりのシミの位置が変化しています。キズはまだ赤いですが今後数か月かけて徐々に消滞していきます。キズは体質により目立たない場合も目立ちやすい場合もあります。 10.目つきが眠そうと言われる 術前 皮膚のたるみと筋肉のたるみの両方があり、見開きが悪くなっています。眉毛下での皮膚切除と、筋肉の短縮術を行いました。 術後 目はきれいに見開けるようになり、皮膚のたるみも取れています。キズはほとんど目立ちません。 術前 皮膚のたるみと筋肉のたるみの両方があり、見開きが悪くなっています。 術後 目はきれいに見開けるようになり、皮膚のたるみも取れています。キズはほとんど目立ちませんがこれからさらに綺麗になります。 11.皮膚がまるで傘のよう 術前 皮膚のたるみが傘のようになっているため、目がほとんど影に隠れてしまっています。このように分厚いまぶたの場合に眉毛下皮膚切除が良い適応になります。 術後 皮膚のたるみが取れ、目に光が入るようになりました。キズはほとんど目立ちません。 術前 皮膚のたるみが傘のようになっているため、目がほとんど影に隠れてしまっています。 術後 皮膚のたるみが取れ、目に光が入るようになりました。本来あった二重が露出するようになりました。キズはほとんど目立ちません。 筋肉のたれマブタへの手術 腱膜性眼瞼下垂への手術は、伸びてしまった腱を若い時の位置に縫い直すことで改善することが出来ます(挙筋短縮術)。 手術と同時に余分な皮膚の切除や、重さの原因となっている脂肪の切除を行うこともあります。 手術時間は重症度に応じて片側10分から30分程度かかりますが、静脈麻酔による鎮静を使い、痛みや時間を感じないように工夫をしています。 1.筋肉のたるみによりまぶたが開かない 術前 筋肉のたるみによりまぶたが開かない。黒目が小さく、眉毛が上がっているために、おでこのしわが多くなっています。 術後 黒目が大きくなり、眉毛が上がらなくなったため、おでこのしわも無くなっています。(下眼瞼の手術も同時に施行しています) 2.右のたれマブタ(眼瞼下垂) 術前 右のたれマブタ(眼瞼下垂)により、二重幅が非常に広く、眉毛も上がっています。右のみが悪いように見えますが、左も軽度のたれマブタがあるので両側とも同時に手術を行っています。 術後 両側ともたれマブタは改善し、左右差はほぼ解消しました。 3.たれマブタにより黒目が小さい 術前 たれマブタにより黒目が小さく、二重幅が広く、眉毛が上がって、おでこにシワが出来てしまっています。 術後 黒目が大きくなり、眉毛が下がっておでこのシワが減り、二重幅は自然な状態になっています。 4.顔全体にたるみが出ている 術前 筋肉のたれマブタにより黒目が小さくなり、二重の幅が広くなっています。顔全体にたるみが出ているため、年齢よりも老けて見えてしまっています。 術後 たれマブタの手術を行い、その後に顔全体へヒアルロン酸注入を行いました。全体的にハリとツヤが出て、素敵なお顔になりました。このように当院では眼瞼下垂に加えて美容注射も行っています。 5.二重幅が広い 術前 たれマブタ(眼瞼下垂)により黒目が小さくなり、二重幅が広くなっています。 術後 両側の手術後、左右差は消失し、黒目が正常に開いています。 6.左右差の大きいたれマブタ 術前 左右差の大きいたれマブタ。左目のたれマブタが重症であり、二重の幅が左右で大きく異なります。 術後 両側とも同じように手術することで、左右差を軽減することが出来ました。二重の幅も左右でほとんど同じになりました。 治療紹介動画をご紹介 Youtube公式チャンネルで治療動画を公開しています 当院は、皮膚を切らない眼瞼下垂手術(経結膜挙筋短縮術)が可能です。 余剰皮膚の少ない、比較的若い年代のかたにお勧めします。 治療料金の目安 両眼 眼瞼下垂手術 鹿嶋先生 ¥990,000相川先生・土居先生・山名先生・菊地先生 ¥770,000上記以外 ¥330,000 上記の金額はすべて税込表示です。 オペ実施の場合、手術代金から自費診察料を差し引きます。 眼瞼下垂治療の副作用やリスク、注意事項 術中にまぶたの形を確認するため主に局所麻酔で行いますが、小児の場合など状況に応じて全身麻酔で行います。 術前に痛みを感じにくいように鎮静剤を使用することがあります。 局所麻酔で手術をおこなう場合、重い痛みを感じることがあります。痛みが辛いようであれば、麻酔薬の追加や鎮痛剤の投与で対応します。 複数回手術をされている方は痛みが強い傾向にあります。 できるだけ左右差を少なくするように手術を行いますが、完全に左右対称にはなりません。術後に左右差が大きい場合には再度縫合処置をしたり、再手術を行ったりする事があります。 術後徐々に傷痕は目立たなくなりますが傷痕が目立ったり、ケロイドになったりすることがあります。 術後に傷が離解した場合は再度縫合処置が必要です。 感染などで眼窩蜂巣炎になることがあります。 術中鎮静剤を使用した場合血圧低下、除脈、呼吸抑制などが起こることがあります。 眼瞼下垂手術 同意書 眼瞼下垂(挙筋短縮)手術を受けられる患者さん、ご家族のみなさまへ この説明書は、眼瞼下垂(挙筋短縮)手術について説明したものです。 わからないことがありましたら、担当医にお尋ねください。 治療を受けられる場合は、下記に「同意書PDF」を用意しておりますので、一度目を通していただき署名をお願いいたします。 皮膚のたるみによる眼瞼下垂 筋肉のたるみによる眼瞼下垂

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眼形成外科 【オキュロフェイシャルクリニック 東京】
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