当院は大学病院からも紹介を受けるような特殊性を有したクリニックです。このため他の美容外科での手術後の合併症の治療も数多く手がけております。
2022年は東京院だけで366件(2022年1〜12月)の他院手術の修正手術を引き受けてまいりました。
その中にハムラ術後の合併症もありましたので患者様のご許可の上で提示させていただきたいと思います。
当院は大学病院からも紹介を受けるような特殊性を有したクリニックです。このため他の美容外科での手術後の合併症の治療も数多く手がけております。
2022年は東京院だけで366件(2022年1〜12月)の他院手術の修正手術を引き受けてまいりました。
その中にハムラ術後の合併症もありましたので患者様のご許可の上で提示させていただきたいと思います。
他院でのハムラ術後に外反となり、3か月待ったら治ると言われていたものの治らなかったため来院されました。あからさまなまぶたの外反があり結膜がみえてしまっていて、いわゆる「アッカンベエ」の状態になってしまっています。これは下まぶたの皮膚を切り取り過ぎたために起きたものです。
下まぶたの皮膚を切り取る時には、しばしば切り取りすぎが起きるのです。これは起きた状態と寝た状態で重力により頬の位置が変化することに注目していないことが原因です。
手術のデザインは手術前にベッドに寝た状態で行われます。寝た状態であれば重力がかからないので頬が上がっているように見えます。そうすると下まぶたの皮膚が余っているように見えるので多めに切り取ってしまうのです。術後起き上がると重力により頬が下がり、頬の重量で下まぶたが「アッカンベエ」になってしまうのです。
当院では皮膚を切開する表ハムラ法を出来るだけ避ける理由がここにあります。頬の下がり方は人による差が大きいので外反が起きない範囲での皮膚切除量の予測が出来ないためです。この症例に対しては皮膚の移植を行い、まぶたを水平に引き締める手術により改善を得ることが出来ました。
このように表ハムラ法は術後のまぶたの外反のリスクがありますので、慎重に適応を選んでいただけたらと思います。
また他院での手術後に合併症が起こってしまった場合にも修正手術を行うことが可能です。悩まれている方がいらっしゃいましたらご相談ください。
他院での表ハムラ法による眼瞼外反(アッカンベーの状態)の修正手術の解説動画になります。
他院でのハムラ法術後に眼瞼外反(アッカンベーの状態)になってしまった方の修正術を行い、
手術法は上眼瞼からの皮膚移植と、目頭と目尻の引き締めにより外反を修正することが出来ました。
同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
「ハムラ法とは?」を詳しく見る
「ハムラ法についてよくある質問」を詳しく見る
「大手美容外科と当院の違い」を詳しく見る
それを同時にできるのが
ハムラ法です。
オキュロフェイシャルクリニックグループでは、
患者様により負担の少ない「裏ハムラ法」を
多く実施しております。
大手美容外科では脂肪を切除し、目の下の靭帯に太ももから取った脂肪を入れるということが行われていますが、そんなことをする必要がありません。なぜなら、突出した脂肪をそのまま目の下の靭帯の位置に差し込むことですべてを解決することが出来るからです。これがハムラ法(Hamra method)と言われている手術方法です。
皮膚を切らずにまぶたの裏の白目を切開してハムラ法を行うのが、「裏ハムラ法」と言われる方法です。
皮膚のシワ・たるみが強い場合には皮膚の切除を行い、そのままハムラ法を行うのが「表ハムラ法」と言われているやり方です。
表ハムラでは皮膚の切除を行うだけでなく眼輪筋を切開して眼窩脂肪に侵入するので、麻痺や皮膚の牽引による外反が起こりやすいです。
一方で、裏ハムラ法ではそれらを温存して手術を行いますので身体への負担が軽く、ダウンタイムも短くて済みます。皮膚を切除しないので、仕上がりもナチュラルなのが裏ハムラ法です。
皮膚を切除すると睫毛の下にキズが残り、どうしてもやや人工的な仕上がりになってしまいます。
ただし、裏ハムラ法は非常に術野が狭く、優れた技術を必要とします。このため全国的に執刀出来るドクターが非常に少ないというのが現状なのです。当院では米国留学で学んだ最先端の裏ハムラ法を提供しています。
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当院では、「新しい知見を取り入れてきたこれまでの経験」と「痛みを出来るだけ少なくする工夫」を行ない、安心して治療を受けていただきたいと考えています。
当院では近隣の医療機関
だけでなく、全国の大学病院からも
ご紹介を頂き、年間10,000件以上もの
眼形成手術を行っております。
難しい症例でも、安心してご相談ください。