公開日:2021.11.02 最終更新日: 2024.08.01

東京でバセドウ病眼症ならオキュロフェイシャルクリニック東京 バセドウ病眼症・
甲状腺眼症

バセドウ病・甲状腺眼症の大きな問題点は、
点滴や内服の治療を受けて安定期に入っても、風邪のように治ったら元通りではなく、
以前とは全く異なる
見た目・容姿になってしまうことです。

目次

我々は、
発症前の顔つきに戻すことを
治療のゴールに置いています

「出来るだけ元々の顔つきに戻したい」

晴れやかな患者様のイメージ

甲状腺眼症では顔つきが変化してしまうため、
人生が一変してしまう方がいます。
写真を撮るのが嫌になって家に引きこもってしまったり、不登校になったりする患者さんをたくさん診てきました。

我々はそのようになってしまった人生を取り戻すことを治療のゴールに置いています。
元の状態と全く同じ状態になるわけではありませんが、
出来るだけ元々の顔つきに戻すようにしたいと思って
他の医療施設では行っていない治療を提供してまいりました。

幸いにして多くの患者さんから喜びの声をいただいております。
顔つきの変化にお悩みの方は是非ご相談いただけたらと思います。

今すぐ甲状腺眼症の相談をする

もはや不治の病ではない!?
バセドウ病眼症への治療
オキュロフェイシャルクリニック
東京の流儀

甲状腺眼症の治療について

治療イメージ

活動期と非活動期で治療が異なります

甲状腺眼症の治療は発症からの期間や状態によって異なります。発症直後は活動期と言って眼窩内の筋肉や脂肪に炎症が出ている状態です。この状態に対する治療は内科的治療つまりステロイド剤の注射や点滴が行われます。

古典的治療ではステロイド剤の内服も行われていましたが、注射や点滴に比較して効果が弱いにも関わらず副作用が多いことが明らかになっているため、当院では行っていません。また海外では生物学的製剤(テペロツムマブ)と言われる特効薬がありますが、日本ではまだ適応になっていません。

ステロイド剤の投与によって、もしくは時間が経過することによって炎症を落ち着かせることが出来た状態を非活動期と言いますが、この状態になっても発症前の目に戻っていなければ手術が適応になります。

眼球突出の状態や眼瞼の状態に応じて眼窩減圧術や眼瞼手術を行うことで出来るだけ元の表情に戻すことを目標に手術の計画を立てます。

当院では年間300名程の眼窩減圧術を行っており、北海道や沖縄などの遠隔地からだけでなく、海外からも手術を受け入れています。手術後に再燃する方も居ますが、データ上2%のみであり、再燃のリスクは決して高くはありません。以下にまとめると

発症直後の活動期

  • ステロイド注射(まぶたへ注射)
  • ステロイド点滴(週に1度を4回)

ステロイド治療後の非活動期

  • 眼窩減圧術
    (主として眼球後方の脂肪切除、まれに骨切除)
  • 眼瞼手術(まぶたの形状を整える)

当院のステロイド治療について

活動期の甲状腺眼症へのステロイド治療は、入院して3日間点滴を行い、休薬4日するということを3回繰り返す(3週間)ということが、昔から行われてきました。

この方法は効果という意味では良いのですが、3週間入院つまり実社会から3週間隔絶されるという意味において、現役世代にとっては負担が非常に重いものでした。

また退院後には内服が行われていましたが、ステロイド内服は副作用が重く、効果が限定的であることから問題の多い治療法でありました。このため最近では週に1度の点滴で甲状腺眼症の活動期をコントロールするということが推奨されています(EUGOGO)。

また当院は眼窩手術に特化した施設ですので、
この経験を活かし眼窩深部へのステロイド剤(トリアムシノロン)の注射を行っています。

この注射の良いところは炎症のある部位に直接作用させられるため、非常に効果が高いことと、トリアムシノロンは徐放性があり2-4週程度効果が持続し副作用も非常に少ないことが分かっています(2023甲状腺学会発表済み)。

この眼窩深部への注射は4週間ごとに行えば良いので、通院は1か月に1度で済むのです。

当院では、軽度から中等度の甲状腺眼症の方には注射のみで1か月に1度の通院、
重度の方には点滴も組み合わせて、週に1度の通院での治療を行っており、
患者さんの社会的負担の少ない治療法を採用
しています。

甲状腺眼症の症状別の治療方法と通院頻度について

軽度から中等度の方重度の方
治療方法 注射のみ 注射と点滴の組み合わせ
通院頻度 1か月に1度の通院 週に1度の通院
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バセドウ病・甲状腺眼症への
手術について

バセドウ病眼症・甲状腺眼症への手術について

負担の軽い眼窩脂肪減圧術

  1. 日帰り手術
  2. 両側同時
  3. 増えた脂肪だけ切除
  4. 皮膚は切りません

バセドウ病・甲状腺眼症では、眼球の後ろにある脂肪が増えたり、眼球を動かす筋肉が膨らんだりすることで眼球が前に出てしまい、顔貌が大きく変化してしまいます。

当院で行っている眼窩脂肪減圧術は、米国留学で得た最先端の医療を元に、海外の著名な先生方から知識を得て、顕微鏡を使ってさらに日本流に細かく行うことで大切な組織の障害を減らしたという世界の知見の集大成である手術です。
世界中でこの手術を行っている医療機関はありません。

日帰りでの手術が可能です

この手術は視機能に関連する神経と血管を避け、増えた脂肪だけを取り除く手術であり、非常に繊細で特殊な技術を必要とします。骨を切除する減圧術は、神経や血管を避けて脂肪を取り除く技術が無いために考え出された手術ですが骨を切除するため身体的負担が重く、術後の痛みや出血のため1〜2週間の入院を必要とします。

当院の眼窩脂肪減圧であれば両眼同時で日帰り全身麻酔で行い、当日のうちに帰宅することが可能ですので、仕事や家庭への影響を最小限に抑えることが可能です。残念ながら最先端の手術であるため健康保険の適応になりませんが、病気によりお悩みの方は是非当院の眼窩脂肪減圧術を選んでいただけたらと思います。

両眼/片眼
眼窩(がんか)脂肪減圧術 鹿嶋先生 1,980,000円
相川先生・土居先生・
山名先生・菊地先生 880,000円
上記以外 440,000円

目のクマへの脂肪移植
+220,000円

自費モニター価格*1

20%オフ

*1ホームページなどで写真が公開されます。
必ず術後の通院が必要です。

バセドウ病・甲状腺眼症を症例写真を用いて説明します

治療前後で顔つきが大きく異なります

バセドウ病患者
治療前後を比較した写真をご覧ください

こちらの女性は、バセドウ病眼症の発症から、
・ステロイドパルス
・眼窩(がんか)減圧
・追加脂肪切除
・斜視手術(他院にて)

主に上記の治療を行いました。
治療前後を比較すると非常にキレイになり、顔つきが全然違うことが分かるかと思います。

バセドウ病患者
次に横からの写真です

手術をすることで治療前後の差は一目瞭然で、発症前の美しい顔立ちに戻ることができました。

バセドウ病眼症は美人病と呼ばれていたこともあるようですが、こちらの症例を見ると「発症すると美人になる」は見当違いなことが分かります。

そもそもバセドウ病とは?

バセドウ病・甲状腺眼症の大きな問題点は、点滴や内服の治療を受けて安定期に入っても、風邪のように治ったら元通りではなく、以前とは全く異なる見た目・容姿になってしまうことです。

特に見た目の変化が起こるのは、その多くが若い女性であるということが問題です。英語ではこの醜い眼球突出をDisfiguring Proptosis(眼球突出による醜形)と呼んでいます。

「内科的な数値が安定すれば眼球突出も治る」などと間違ったことを言われていることもありますが、一度突出したら元には戻りません。

バセドウ病・甲状腺眼症は治るのか?

多くの方々がこのような状態に対して苦しんでいますが、バセドウ病・甲状腺眼症に対する手術治療を行っている施設は全国にもほんの数か所程度しかありません。

かつ眼科の中では、かなり大掛かりな手術になるため、数週間の入院を必要としている施設もあります。そのような理由から、比較的軽度の眼球突出に対する手術を行っている施設はほとんどありません。

このような方々に対して、我々は専門的な知識・経験をもとに出来る限り整容的な観点を重視した手術を行っています。

他院で手術の適応がないと断られた方々でも我々の施設で手術を行う方は多くおられます。また治療が出来ないとあきらめていたため発症から長い時間、何十年も経過していた方も手術を受けに来られます。是非一度ご相談だけでも頂けたらと思います。

当院で多くの著名人が施術を
受けられています

最新手術法「眼窩減圧術」にて
大幅に改善

吉田先生
渋谷スキンクリニック院長 吉田貴子先生

吉田貴子先生は、31才でバセドウ病を発症、合併症として甲状腺眼症を発症され、約16年間苦しまれていました。

そこで2020年9月、当院で甲状腺眼症の手術を行い、無事に成功しました。その際のブログ記事がございますので、是非ご一読ください。

ブログはこちらから
渋谷スキンクリニックをご紹介

渋谷スキンクリニックは、皮膚科学と美容皮膚科学、そしてメディカル・エステを融合させた、トータルスキンケアのためのクリニックです。皮膚トラブルから、ホームケアまで幅広く対応されています。

渋谷スキンクリニックHP

バセドウ病・甲状腺眼症 動画集

バセドウ病・甲状腺眼症 説明動画

バセドウ病眼症ってどんな病気??
バセドウ病眼症を医師が解説!

バセドウ病眼症の活動性の評価・
活動期と非活動期について
~バセドウ病眼症を医師が解説!

バセドウ病眼症の活動期の治療
ステロイド投与方法について~
バセドウ病眼症を医師が解説!

バセドウ病眼症の自己抗体・
TRAb/TSAbについて
~バセドウ病眼症を医師が解説!

バセドウ病・甲状腺眼症 手術治療動画

バセドウ病・甲状腺眼症 説明ビデオ

眼窩減圧術治療動画

バセドウ病眼症を医師が解説!
オキュロフェイシャルクリニック東京
鹿嶋友敬先生

Youtube動画を見る

手術法は主に3つあります

  1. 眼窩(がんか)減圧
  2. 斜視手術
  3. 眼瞼手術

副腎皮質ステロイド・放射線治療などの内科的治療で治らなかった場合に、手術が必要となります。
下記にそれぞれ手術方法を3つ説明します。

1.眼窩(がんか)減圧

眼窩減圧術とは?

眼窩減圧術は眼の周りの脂肪・軟部組織や骨を切除し、眼球突出を元に戻すための手術です。

眼窩減圧術は球後の組織を切除する手術ですが、切除する部位によって術式が分けられます。
眼球と筋肉は切除出来ませんから、切除出来るのは増えてしまった脂肪と骨です。
骨は上下内外の4つに分けられます。
このうち上は脳に近く、減圧の効果も少ないので通常は行いません。内壁・下壁・外壁の3か所になります。
脂肪については眼球や筋肉、神経などの周囲に散在しています。

このうち眼窩脂肪の切除と眼窩外壁の切除では、新規複視の発生率が約3%とされていますが、内壁や下壁については10-50%とされ、新規複視の発生率が高いということが知られています。
内壁や下壁の骨は薄いので切除することが容易ではありますが、その分複視の発生率が高いため日常生活に支障が出る危険性が高いのです。
また下壁には頬の知覚神経が通っているため頬の知覚鈍麻を起こす可能性が高いのです。

身体への負担を極力避けた方法

一方で眼窩外壁の切除は新規複視の発生率は低いのですが、脳や眼の重要な神経や血管に近いため、切除するのに特殊な知識と経験が必要であり、熟練した術者しか行うことが出来ないという現実があります。

当院で行っている眼窩脂肪減圧術は、身体への負担を極力避けた方法で行います。眼窩脂肪を切除する術式を第一選択とし、複視の頻発する下壁・内壁の除去を避けることで複視の発生率を下げるよう努力をしています。またこれらの手術を行う際に、主としてまぶたの裏の結膜や、皮膚のシワの中を切開するため傷跡はほとんど残りません。さらに手術回数が少なくなるよう、両眼同時手術を行っています。近隣の自治体の方であれば当日帰宅も可能ですが、遠方の場合には術後近隣のホテルへの宿泊をおすすめしています。

オキュロの手術方法

オキュロでの手術方法
我々の手術方法は身体への負担を
極力避けた方法で行います。

主に眼窩脂肪を切除する術式や、外壁を削る術式を第一選択とし、 複視の頻発する下壁・内壁の除去を避けることで複視の発生率を下げるよう努力をしています。
また、これらの手術を行う際に、まぶたの裏の結膜や皮膚のシワの中を切開するため、傷跡はほとんど残りません。
さらに手術回数が少なくなるよう、両眼同時手術を行っています
近隣の自治体の方であれば当日帰宅も可能ですが、 遠方の場合には術後近隣のホテルへの宿泊をおすすめしています。

眼窩減圧翌日!
バセドウ病の眼球突出には
眼窩脂肪減圧がベスト!

バセドウ病・甲状腺眼症の
手術例

20代女性

バセドウ病発症前

こちらは発症前の写真です。

顔貌の変化と左右差のある眼球突出を主訴に来院されました。

術前・術後の比較

  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
大幅に改善されました

発症前の顔貌から、術前の顔貌へ大きく変化してしまっていることが分かります。右目の見開きが大きく、上下の白目の露出が非常に大きくなっています。それに伴い左右差のある顔貌となっています。

眼窩減圧を行って術後には顔貌がかなり改善しているのがわかります。さらに減圧をすることも出来たのですが、大きな改善が得られ満足されましたのでこれで終了となりました。

40代女性

両側の眼球突出と左上眼瞼の眼瞼後退があり来院されました。

術前・術後の比較

  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
柔和の優しい表情へと改善されました

この症例でも左眼の眼球突出が強く、上下の白目が露出している状態です。突出の左右差のため、顔貌の左右差が非常に強く出てしまっています。

この状態に対して眼窩減圧手術を行い、その後眼瞼後退の手術を行いました。術後には眼球突出が改善し見開いたような表情が改善し、柔和な表情になっています。

30代女性

バセドウ病発症前

こちらは発症前の写真です。

顔貌の変化と左右差のある眼球突出を主訴に来院されました。

術前・術後の比較

  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
まぶたの腫れがなくなりました

眼窩減圧手術により美しい顔つきになっていることが分かります。体的には上のまぶたの腫れぼったさが無くなり、二重瞼のラインが深くなっています。

40代女性

眼窩減圧術を行いました。

術前・術後の比較

  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
腫れがなくなり、スッキリしました

バセドウ病眼症により術前にあった上下のまぶたの腫れが、 術後には無くなってスッキリした状態になっているのが分かります。 眼球突出が軽減するとドライアイ症状(充血する、ごろごろする、涙目になるなど)も改善します。

甲状腺眼症による目の下のクマも治療可能です。

当院では、眼窩減圧術を行った際に切除した眼窩脂肪をクマの部分に移植することによって、目の下のクマをほぼ完璧に取り除くということを行っています。
甲状腺眼症では目を見開いたような状態になることがあり、これを眼瞼後退と言います。眼瞼後退は主として上まぶたに出現しますが、下まぶたに発症する方もいます。

これも眼窩減圧で少し改善するのですが、脂肪移植を行うことでさらに改善することが可能です。

甲状腺眼症・当院の眼窩減圧を
受けたモニター患者症例

モニター患者症例.1

  • 術前

    眼症発症前

  • 術前

    発症後

甲状腺眼症発症前後を比較すると大きく顔貌が変化していることが分かります。変化は上眼瞼にも下眼瞼にも起こります。まったく別人のようになってしまっているのがわかります。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。目の距離も開大しているようです。

  • 術後

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。下まぶたのクマも消え、目の距離も狭くなっています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいため、睨んでいるような目つきです。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。

  • 術後

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。下まぶたのクマも消えています。

モニター患者症例.2

  • 術前

    眼症発症前

  • 術前

    発症後

甲状腺眼症発症前後を比較すると大きく顔貌が変化していることが分かります。変化は上眼瞼にも下眼瞼にも起こります。まったく別人のようになってしまっているのがわかります。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。目の距離も開大しているようです。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、
    自然な形状になりました。下まぶたのクマも消え、
    目の距離も狭くなっています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。右眼を見るとその変化が分かりやすいです。下まぶたのクマも消えています。

モニター患者症例.3

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きくなっています。

  • 術前

    術後

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。下まぶたのクマも消えています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったいです。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。特に奥側の左眼の変化を比較すると分かりやすいです。下まぶたのクマも消えています。

モニター患者症例.4

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、特に左目が大きく見開いてしまっています。目の距離も開大しているようです。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。見開きも改善しています。下まぶたのクマも消えています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。目の距離も開大しているようです。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。下まぶたのクマも消え、目の距離も狭くなっています。

モニター患者症例.5

  • 術前

    眼症発症前

  • 術前

    発症後

甲状腺眼症発症前後を比較すると顔貌が変化していることが分かります。変化は上眼瞼にも下眼瞼にも起こります。まったく別人のようになってしまっているのがわかります。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。目の距離も開大しています。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。膨らみがなくなったため、小じわが出現しています。下まぶたのクマも消え、目の距離も狭くなっています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。下まぶたのクマも消え、目の距離も狭くなっています。

モニター患者症例.6

  • 術前

    眼症発症前

    発症前はやや凹んだまぶたをしていたので、手術後に元の顔貌に近くなったことが分かります。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。目の距離も開大しているようです。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、
    自然な形状になりました。下まぶたのクマも消え、
    目の距離も狭くなっています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。下まぶたのクマも消えています。奥の右眼を見ると違いが分かります。

モニター患者症例.7

  • 術前

    眼症発症前

    発症前には下まぶたの位置は正常であり、白目の露出はありませんでした。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。下まぶたは引き下がっていて黒目の下に白目が露出しています。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、
    自然な形状になりました。
    目の距離も狭くなっています。
    下まぶたの位置も改善し、
    白目の露出が少なくなっています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。下まぶたは引き下がっていて黒目の下に白目が露出しています。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、自然な形状になりました。下まぶたの位置も改善し、白目の露出が少なくなっています。

モニター患者症例.8

  • 術前

    眼症発症前

    元々、甲状腺眼症発症前は上まぶたに凹みのある目であったことがわかります。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。目の距離も開大しているようです。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、やや凹んだ状態になっています。 下まぶたのクマも消え、目の距離も狭くなっています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。目の距離も開大しているようです。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、
    やや凹んだ状態になっています。
    下まぶたのクマも消えています。

モニター患者症例.9

  • 術前

    眼症発症前

    甲状腺眼症発症前です。十代で発症した場合には、元々の顔貌が分かりませんので、成長していたらこうなっていただろうという状態に合わせています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。目の距離も開大しているようです。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、
    やや凹んだ状態になっています。
    下まぶたのクマも消え、
    目の距離も狭くなりバランスが良くなっています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。上まぶただけでなく、下まぶたのクマも出現しています。目の距離も開大しているようです。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、
    やや凹んだ状態になっています。
    下まぶたのクマも消え、
    目の距離も狭くなりバランスが良くなっています。

モニター患者症例.10

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。目の距離も開大しているようです。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、
    やや凹んだ状態になっています。
    目の距離も狭くなりバランスが良くなっています。

  • 術前

    術前

    まぶたが腫れぼったく、目が大きいことがわかります。目の距離も開大しているようです。

  • 術前

    術後3か月

    上まぶたの膨らみは消え、やや凹んだ状態になっています。目の距離も狭くなりバランスが良くなっています。奥の左眼を見ると違いが分かります。

モニター患者症例.11

  • 術前

  • 術前

  • 術前

  • 術前

バセドウ病ではない方々への
減圧術

バセドウ病ではない方への減圧術

バセドウ病以外にも有効

眼窩減圧術はバセドウ病ではない原因による眼球突出に対しても行うことが出来ます。

眼球突出により醜形をきたしていたり、兎眼やドライアイになっていたりする場合には手術適応があると考えます。

他院での修正術にも対応

減圧術を行うことで、上眼瞼のふくらみが改善し二重瞼が深くなっていることがわかるかと思います。

このように他院で失敗した、やり直したいなどのケースにも対応できますので、お困りのことがございましたらまずはご相談へいらしてください。

治療料金の目安

両眼/片眼
眼窩(がんか)脂肪減圧術 鹿嶋先生 1,980,000円
相川先生・土居先生・
山名先生・菊地先生 880,000円
上記以外 440,000円

目のクマへの脂肪移植
+220,000円

※1:写真使用許可・通院必須

上記の金額はすべて税込表示です。

オペ実施の場合、手術代金から自費診察料を差し引きます。

この治療に伴うリスクとその発生率

  • 手術により創部に内出血が起こります。内出血は最初赤いアザのようになっていますが、黄色く変色し重力に伴って皮下を下方に移動しながら約3週間で消退します。腫れの消退は最初の2週間でほぼ程度改善します。 完全な消退には約半年かかります。創部に血腫ができた場合は除去手術が必要です。
  • 術前に複視が無い場合、手術後には眼球運動障害が出現し2重に見えます。翌日にはほとんど消失していることが多いですが、残存することもあります。
  • 複視が残存した場合には3から6か月で徐々に改善しますが、脂肪切除のみでは0-3%、外側壁では 3-6%、内側壁では 10-65%で複視が残存するとされています。その場合には、斜視手術が必要になることもあります。正面視では複視が出なくても周辺視野(上下左右)で複視が残る可能性は10%です。
  • 意図的に眼球を陥凹させる手術ですので、まぶたが凹むなど、顔貌が変化します。目標を日本人の平均値15㎜に設定しますが、顔貌の変化に伴って二重のラインの形状や、下まぶたの腫れ方が変化します。人によってはバセドウ病発症前よりも凹んでしまったと感じることもあります。
  • 術後、瞳が広がったり、近くが見づらくなったりすることがありますが、半年程度で徐々に改善します。
  • 眼に関わる重要な神経やこれを栄養する血管に障害が起こると失明に至るような視力・視野障害が出ることがあります。発生率は軽度のものも含めて約1%に発症します。
  • 脳に近い場所の手術を行うため、感染症などをきたすと重篤な状態になる可能性があります。
  • 手術を誘引として甲状腺クリーゼという死に至る病気が発症する可能性があると指摘されています。発症率は入院患者50万人に1人、致死率10%であり、500万人に1人です。
  • 術後徐々に傷痕は目立たなくなりますが傷痕が目立ったり、ケロイドになったりすることがあります。術後に傷が離解した場合は再度縫合処置が必要です。感染などで眼窩蜂巣炎になることがあります。

同意書文面

甲状腺眼症への減圧術の手術を受けられる患者さん、ご家族のみなさまへ

この説明書は、甲状腺眼症への眼窩減圧の手術について説明したものです。
わからないことがありましたら、担当医にお尋ねください。
治療を受けられる場合は、下記に「同意書PDF」を用意しておりますので、
一度目を通していただき署名をお願いいたします。

同意書文面(PDF)

著者情報

鹿嶋 友敬

Tomoyuki Kashima
/ MD, PhD

患者さんへのご挨拶

これまで10年以上にわたり日米通算1万件以上の手術を行って参りました。 今までに私が培ってきた最先端医療の知識や経験を日本でお困りの患者さんの為に提供していきたいと思っています。

経 歴

2002年 群馬大医学部卒 群馬大学
眼科学教室
2004年 伊勢崎市民病院
2005年 群馬大眼科
2007年-09年 聖隷浜松病院
眼形成眼窩外科へ国内留学
2009年 群馬大にて眼形成外来を開設
2012年 学位取得
群馬大学眼科 助教
2010年-18年 アジア太平洋眼形成学会理事
2015年-16年 カリフォルニア大学
ロサンゼルス校へ留学
2017年 新前橋かしま眼科形成外科
クリニック 開院
2018年 オキュロフェイシャルクリニック
東京 開院
2019年 The NewYork Times特別企画「Next Era Leaders 2019」選出
2020年 アメリカ眼形成学会(ASOPRS)会員

海外・国内活動

2009年 Singapore National Eye Center
2010年 アジア太平洋眼形成外科学会 北京
Invited Speaker
2011年 ヨーロッパ眼形成学会 コモ(イタリア)
2012年 世界眼科会議 アブダビ
Invited Speaker Asia ARVO 
シンガポール Invited Speaker APAO 釜山 Invited Speaker
アメリカ眼科学会 シカゴ
Invited Speaker
2013年 APAO ハイデラバード
Invited Speaker アメリカ小児眼科学会
シンガポール Invited Speaker
ヨーロッパ眼形成学会 バルセロナ
2014年 世界眼科会議 東京 Invited Speaker
アジア太平洋眼形成外科学会 デリー
アメリカ眼形成学会 シカゴ
2015年 APAO 広州 Invited Speaker
2016年 KSAS(Korea Society of Aesthetic Surgery) meeting in Seoul
ITEDS(International Thyroid
Eye Disease) meeting in
London APSOPRS &
JSOPRS joint meeting session
chair iseminer
甲状腺眼症の手術治療など講演多数。
2017年 アメリカ眼科アカデミーinstructor、
韓国眼形成学会invited speaker、
中国眼形成学会invited speaker
2018年 アジア太平洋国際学会APAO invited speaker
2019年 アジア太平洋国際学会APAO invited speaker、
ITEDS invited speaker、
OPAIC invited speaker
2021年 アジア太平洋眼形成学会 invited speaker
2022年 アジア太平洋国際学会APAO、
ヨーロッパ眼形成学会、
米国眼形成学会
2023年 アジア太平洋国際学会APAO、
ヨーロッパ眼形成学会、
米国眼形成学会、タイ眼形成学会、
UCLA解剖実習コース、
ポルトガル解剖実習コース

監修・著書

メオアイス
監修

外眼部の周術期のケアに

メオアイス
名古屋眼鏡 まぶたやその周囲の手術のあとの”腫れ”や”痛み”を防止する目的で作られた医療用商品です。

アトラス眼瞼手術
著書

責任編集者

超アトラス 眼瞼手術
全日本病院出版 眼科と形成外科のコラボレーションを目指す、意欲的なアトラスが登場! オールカラーの連続写真、詳細なシェーマでわかりやすく解説されています。

眼瞼形成手術の基本手技
著書

責任編集者

ここからスタート! 眼形成手術の基本手技
全日本病院出版 眼形成外科を目指すドクターへの入門書。手術の道具や手技を詳細に解説しています。

鹿嶋先生 公式ブログはこちら

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診療時間
8:15〜17:15 - -

[休診日]月曜・日曜・祝日
※当院の診療は完全予約制になります。

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アクセス
眼形成外科 【オキュロフェイシャルクリニック 東京】
〒104-0061
東京都中央区銀座1丁目15−4 銀座一丁目ビル 8階
  • 浅草線「東銀座駅」A8出口徒歩5分
  • 有楽町線「銀座一丁目駅」10番出口徒歩4分
  • 銀座線「京橋駅」2番出口徒歩4分
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