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東京都中央区銀座の眼科形成外科 オキュロフェイシャルクリニック東京|眼科・形成外科

オキュロフェイシャルクリニック東京

医院ブログ

バセドウ病眼症への減圧術で眼窩脂肪を取るということ

19.04.23

カテゴリ:ブログ

当院で行っている手術、眼窩内脂肪を切除する手術ですが、実は世界中で当院でしかやっていません。

もともとUCLA行ったのも骨の減圧手術で世界一有名なGoldberg先生に学ぶためです。
でも、現在その技術をさらに進化させています。

Goldberg先生の手術は本当に素晴らしいものでした。
眼の奥の骨を削る手術を開発した方なのですが、どこまで骨があるのか知識と経験から分かり切った上で行う手術は素晴らしかったです。

眼窩内脂肪を取る、ということはかなりのリスクがあります。
眼窩内脂肪のある部位には神経や血管が密集しているため
それらを損傷するリスクがあるからです。

実際に自分が執刀した患者さんでも、完全失明した方はいませんが
視力・視野の障害を起こされた方もいらっしゃいます。
ただ、取り方と術後の処置を工夫したので最近6か月はいらっしゃいません。

その他、瞳孔が散大したり、近くが見づらくなったりします。
これも細かい神経の障害によるものです。

だからどの医者も眼窩内をさけて、病気の本質ではない、骨を取るのです。

(ちなみに比較的安全と思われる眼窩外壁の骨の切除でも失明することがあります。
自分の患者ではないのですがUCLAに居たときに1人完全失明してました。)

誰もが疑問に思うことですが、
脂肪が増えているのだから脂肪を切除することは出来ないのか。

細かい血管や神経を見ることが出来てそれがあった場合に避けることが出来たらよいのではないか。

我々は顕微鏡を使って大きく拡大して血管と神経を傷つけないように配慮しながら、脂肪だけを取る手術を行っています。

この手術は世界でも行っている人はいないと思います。
誇張ではなく、たくさん海外の学会に行っていますが話を聞いたことがないのです。

眼形成の世界では、世界中のかなりの数のドクターが僕の顔を知ってくれている状態ですから
僕に入ってこないということは世の中に存在しない、と考えてよいはず。

だからもちろん日本の中でこの手術を出来る人はいないはずです。

手術にはかならずリスクがあります。
最近来院される患者さんは、大抵ブログなどを見てからくるので
当院での手術を決めてから来られるのですが
たまにどこで手術するか迷いながら話を聞きにきた、という方がいます。

僕は何かに迷ったときに
同じ状況を他に例えるとどういう状況なのかを妄想してみるクセがあるのですが
その患者さんには術者をタクシードライバーに例えて説明しました。

スタートとゴールがあって
それぞれのドライバーがベストと思うルートで運転をします。
それぞれのルートによってかかる時間は違いますし、安全性も異なります。
患者さんは後部座席に座る乗客のようなものです。自分の身を任せるしかありません。

車に乗ればわかりますが、100%安全ではありませんよね?
ドライバーがどんなに注意していても、もらい事故を起こされるかもしれませんし
急にシカやイノシシが出てくるかもしれません。

その時に大事なのは、、、、
事故が起こっても、患者さんが納得できるタクシードライバーに
身を任せてくださいということです。

この人はベストを尽くしてくれたんだから仕方ない。
そう思える術者を選んでほしいと思います。

100%安全な手術はないのですから
より後悔しない施設を選ぶのがよいと思います。

僕はすべての骨を取った経験があり、そのうえで眼窩脂肪の切除にたどり着きました。
全て経験した上で骨を取ることを第一選択にしなかったのはやはり病気の本質ではないと感じたからです。

増えた脂肪を切除するのが、本質だと感じたからです。

GWも4日間、営業します。(4/29-5/2)
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/

バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

”絶望の眼科通院”

19.04.22

カテゴリ:ブログ

何年前の発症であったとしても、バセドウ病で眼球突出したお顔はそのままです。

この方はこれから手術予定の患者さんのようですが

このように絶望を感じてしまった方も改善させることは十分に可能だと思います。

出来るだけしっかり治せるように努力したいと思います。

2019年ゴールデンウィーク中の営業について

19.04.21

カテゴリ:医院からのお知らせ

ゴールデンウイーク中の診療ですが、4月29日(月曜日)から5月2日(木曜日)までの4日間を通常営業として手術と外来を行っています。
普段は時間が取れない方も是非一度ご連絡頂ければ幸いでございます。

完全予約制のクリニック

19.04.19

カテゴリ:ブログ

当院は完全予約制です。

一般的に、医療機関は受付時間が決まっていて、その時間内に行けば何人でも診てくれます。

それは病人を診る、医療だからこその慣例かもしれません。

救急外来のように疾患として断ることが難しい場合や
医療機関が比較的少ない大昔であればそれも良かったかもしれませんが
デメリットとして1日の患者数にバラツキがでてしまうことが挙げられます。

困った時にすぐ行ける反面、
混んだ日にあたってしまうと3時間4時間待ち、ということもあり得るのです。

大学の眼科外来はそんな状態でした。
自分が常勤でバリバリやっていた時期は
8時に出勤して昼ご飯たべる時間なくぶっ通しで終了が8時なんてことはザラでした。

自分はまだ動いているから時間が経つのが早く感じていましたが
待っている患者さんはいつ呼ばれるともわからない中、待合でずっとずっと待っていなければなりません。

来院が9時、視力検査して、ずっと待って。。。。。。
診察に呼ばれるのが3時4時、というような状況でした。

非効率的な大学の外来システムには、いろいろな要因があるのですが、
こんなこと、誰にとっても良いはずがありません。

患者さんも怒る人続出ですが、言われる受付やナースなどのスタッフも、
待たせている医者もみーんな不幸。

皆さん、大学の外来ですごく待つことをご存知なので朝8時半に来院が集中します。
朝イチなら、それほど待たずに済むからです。
予約のほとんどが朝イチに集中し、最初に診てもらえた数人以外はすべて激流に巻き込まれるように待ち時間が伸びていきます。

1日の患者数にすごく変動があるのであれば仕方ないですが
すこし考えるとわかることで
何時間も待ったとしても、毎日夕方から夜には終わるわけですから
時間当たりの診察数とトータルの患者数はそんなに大きな変動はないわけで。

そうしたら均等に分散して予約したらみんな幸せなんじゃないの??ってずっと思っていましたが
そういうシステムを変更するには自分のポジションが上(=教授とか)でないといけなくて
自分が上に行くまで待っていたら、自分の人生が終わっちゃう。

そんな無意味なことはしたくないのでスパッと常勤はやめさせていただきました。
(今は非常勤として週に1度行ってます)

ふう。不満を書いていたら文章が伸びてしまった。
当院のシステムの話に戻ります(笑)

予約制ではなく自由受診とすると、ある日のとある時間帯に患者さんが集中する可能性があります。
そうすると待っている患者さんも人生を浪費するし、待たせているこちらもストレスです。

であれば医療機関らしくないかもしれませんが,
完全予約制にしたほうが良いというのが僕の発想。

でも留意していただきたいのが、
皆さんを無駄に待たせないためのシステムではありますが
その時間にかならず診察が出来るというためのシステムではありません。

というのも、うちのクリニックに来られる方、かなり難しい経歴の方ばかりだからです。

バセドウ病眼症であちこちに治せないと言われたり
美容外科で何度も手術されていたり
精神的に不安定であちこちで手術断られていたり。。。。。。

お話が長くなってしまうことが、どうしても多いのです。

かつ毎日手術をしています。
手術は時間通りにかならず終わるというものではありません。

だから待ち時間は長くなってしまうこともありますが
そんな理由なのでご理解いただけましたら幸いです。
当院は完全予約制ですが、時間通りに診察するための予約ではないのです。

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この時代だからこそ可能になったこと

19.04.17

カテゴリ:ブログ

4月9日に東京MXというローカルTV局で放送された内容をYoutubeで公開しましたので
ご興味のある方は是非見てみてください。

あー恥ずかしい(笑)

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この時代だからこそ可能になったこと

19.04.11

カテゴリ:ブログ

インターネットが発達する前の時代、情報元はクチコミやメディア、そして医師同士の紹介しかなかったと思います。

何度も何度も経験できる飲食店の腕と違って
普通、手術というのは人生で一回切りの出来事ですから
そんな時代では手術を受ける患者さんが医師の腕を比べるなんてことは出来ませんでした。

でも時代は変化し、今はインターネットがあります。
なんでもブログに書くことが出来ます。

当院での手術当日のブログ(笑)
https://ameblo.jp/hinaarare228158/entry-12452294143.html

こんな詳細に書かれてしまいます(^_^;)

でもこういうことを通じていろいろな人が情報発信することで
手術を疑似体験することが出来ます。

いろいろな病院での体験記を読んでいろいろな手術を疑似体験すると
自分に合う手術、合わない手術を選ぶことが可能になります。

ネット社会の弊害もいろいろ指摘されることがありますが
メディアを介さず各個人が個々に繋がるようになって
それぞれの体験を共有できるようになる。

それって患者さん目線からしたら
とっても良いことだと思います。

ただし医師にとっては良いことだと限りません。
いままでは漫然と、手を抜いていても自然と集まっていた患者さんたちが
自分たちで情報をとって行動を変えるのですから。

でも、良いものが評価されて、悪いものが評価されないのは
飲食店やホテルなどの他の業界では当たり前のことですよね。

医療業界が守られていただけのことです。
患者さんが、世の中が、ハッピーな方向に変化していくことだけが正義だと思います。

僕は年平均10回を超える学会に出席していますし

ただ聴講で行くのではなく、数多くの講演をしています。
そのうち海外学会は平均4回あります。

国内の学会も良いのですが

海外の学会に出ることで
国内に存在しない情報を手に入れることが出来ます。

日本の医師のほとんどは海外の学会に出席することはしませんし、

まして講演する人は、ほとんどゼロです。

プレゼンテーション作るのも大変ですが日々精進していきますし
まだまだ良い医療を提供できるように頑張ります(^_-)-☆

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バセドウ病眼症の手術をしてみて分かること

19.04.05

カテゴリ:ブログ

バセドウ病眼症で眼球突出の手術をすると、当たり前ですが眼が凹みます。
そうすると手術前とは違ったお顔になります。

手術前とは違った顔というのは、もともとのお顔に近い顔ということですが、僕のような発症後に患者さんに会った人間には、想像することが出来ません。

なので当院に受診される際には発症前の写真を何枚か持ってきていただいています。

皆さん、もちろん自分の身体にバセドウ病眼症発症という不幸が襲ってくるとは思っていないわけですから、どアップの写真はほとんどの方が持っておられません。
すこしでも参考にしたいので遠目の写真でも出来るだけ数多く持ってきていただいてます。

手術前の顔から、手術後の顔に変化して、顔つきが穏やかになると、バセドウ病発症後という仮の姿であったものが、その仮面をはぎ取るように、昔の顔が出てきます。

そうなると本当にイメージが変化します。

手術した方から掲載の許可をいただきましたので写真をアップさせていただきます。
術前の顔のままであったら、きっと生活に支障をきたしていた筈です。

可愛いお嬢さんに戻っていただいて、嬉しかったです。

※一番下に同意書のコピーを載せておきます。手術にはリスクがつきものですからご納得されてから受けると良いと思います。

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説明同意文書

眼窩減圧手術を受けられる
患者さん、ご家族のみなさまへ

 この説明書は、眼窩減圧手術について説明したものです。わからないことがありましたら、担当医にお尋ねください。治療を受けられる場合は「同意書」に署名をお願いいたします。

1.あなたの病名と現在わかっていること、病態
・ 眼球突出(甲状腺眼症)
・ 甲状腺に関連した自己免疫疾患です。
・ 甲状腺に関係した抗体が眼球の周りにある脂肪や眼球を動かす筋肉の中に存在し、それが標的となって炎症が起こり、増生します。それによりまぶたの腫れ、赤み、白眼の充血、角膜の傷、眼の奥の痛みや重さ、眼がでてきたり(眼球突出)まぶたが開いたり(眼瞼結膜の後退)し、瞬きが少なく目つきが鋭くきつくなるように見えます。筋肉、脂肪の炎症、腫れにより眼圧上昇や視力低下、2重にみえることもあります。バセドウ病の方の約50%~60%に甲状腺眼症が生じます。甲状腺機能亢進症でも低下症でも甲状腺機能が正常でもおこります。
・ 筋肉や脂肪が増生し眼球突出が起こったり、神経が圧迫されて視力低下が起こったりします。症状は発症から半年程度経過すると固定化し自然には治りません。
眼窩部の解剖図

2.この治療の目的・必要性・有効性
・ 高度の視力低下や眼球突出に対して、眼の周囲の骨(眼窩)を削り、眼の奥の脂肪を切除することで肥大した筋肉や脂肪が入るスペースを拡大する手術です、
・ この治療をすることにより眼球を陥凹させ、眼球突出により鋭くきつくなった目つきを改善し、白めの充血、角膜の傷を改善させます。
・ どの程度効果があるかは患者さんの状態により個人差があります。

3.この治療の内容と性格および注意事項
・ 全身麻酔で行います。
・ 下まぶたや目頭などの結膜や、上眼瞼・下眼瞼の皮膚を切開し、目の奥の骨や脂肪組織を切除します。
・ 術後1週間、軟膏を使用してもらいます。術翌日からシャワー浴・洗顔・洗髪は可能です。創部に汚れがたまると不潔になりますので、毎日軽く洗い流すようにしてください。ただしまだ癒着していませんので強くこすることはおやめください。3日後からは入浴が可能です。約1週間で創部の化粧は可能です。術後には顔貌が大きく変化する場合があります。また術後に腫れますので創部が醜く見える可能性がありますが、完全に腫れが消退し、完成した状態になるためには6か月が必要です。
・ 手術後眼帯をし、その上から冷却が必要です。
・ 当院ではチームとしての医療を行っており、厳格な基準を経た指導のもとに手術を行っていますが、通常の保険診療の場合には手術を担当する医師は指定することはできません。担当医を指名する場合には自由診療での手術になります。

4.この治療に伴う危険性とその発生率
・ 手術により創部に内出血が起こります。内出血は最初赤いアザのようになっていますが、黄色く変色し重力に伴って皮下を下方に移動しながら約3週間で消退します。腫れの消退は最初の2週間でほぼ程度改善します。完全な消退には約半年かかります。創部に血腫ができた場合は除去手術が必要です。
・ 手術後には眼球運動障害が出現し2重に見えます。翌日にはほとんど消失していることが多いですが、残存することもあります。
・ 複視が残存した場合には、3から6か月で徐々に改善しますが、脂肪切除のみでは3%、外側壁では3-6%、内側壁では10-65%で複視が残存するとされています。その場合には、斜視手術が必要になることもあります。当院の脂肪減圧のデータでは正面複視は0%、斜視手術が必要になった方はいません。
・ 意図的に眼球を陥凹させる手術ですので、まぶたが凹むなど、顔貌が変化します。目標を日本人の平均値15㎜に設定しますが、顔貌の変化に伴って二重のラインの形状や、下まぶたの腫れ方が変化します。人によってはバセドウ病発症前よりも凹んでしまったと感じることもあります。
・ 術後、瞳が広がったり、近くが見づらくなったりすることがありますが、半年程度で徐々に改善します。
・ 眼に関わる重要な神経やこれを栄養する血管に障害が起こると失明に至るような視力・視野障害が出ることがあります。発生率は1.2%です。
・ 脳に近い場所の手術を行うため、感染症などをきたすと重篤な状態になる可能性があります。
・ 手術を誘引として甲状腺クリーゼという死に至る病気が発症する可能性があると指摘されています。発症率は入院患者50万人に1人、致死率10%であり、500万人に1人です。
・ 術後徐々に傷痕は目立たなくなりますが傷痕が目立ったり、ケロイドになったりすることがあります。術後に傷が離解した場合は再度縫合処置が必要です。感染などで眼窩蜂巣炎になることがあります。

5.偶発症発生時の対応
万が一,偶発症が起きた場合には最善の処置を行います。なお,その際の医療は通常の保険診療となります。

6.代替可能な治療
・ これに代わる治療はありません。

7. 治療を行った場合に予想される経過
・ 術後、さらに眼球陥凹を得たい場合に、今回の手術とほかの部位の減圧術を行うことがあります。眼瞼後退や眼瞼下垂、複視、斜視に対する手術など外科的治療が必要な場合があります。角膜びらんなどの症状がある場合は点眼の治療が必要です。
・ 一度炎症が落ち着いた眼症も15%で再発します。その場合はステロイド治療などを必要とする場合があります。甲状腺の数値が安定している方やむしろ低下している方でも眼症は悪化することがあります。甲状腺の数値が安定しているからといって眼を放置するとひどく悪化することがあります。
・ 喫煙や放射線ヨード内用療法が悪化につながるため、禁煙が絶対必要です。またストレス、寝不足が悪化を招きます。十分な睡眠を心掛けて下さい。

8.何も治療を行わなかった場合に予想される経過
・ 自然には治りませんので、視力低下や結膜充血や残存します。顔貌の変化が気になっている場合には、うつ状態になってしまう方もいらっしゃいますし、きつい目つきに見られることで社会的不利になることなどが考えられます。

9.患者さんの具体的な希望
治療に関して何かご要望があればお伝えください

10.治療の同意を撤回する場合
いったん同意書を提出しても,治療が開始されるまでは,本治療を受けることをやめることができます。やめる場合にはその旨を下記まで連絡してください。

11.連絡先
本治療について質問がある場合や,治療を受けた後緊急の事態が発生した場合には,下記まで連絡してください。

【連絡先】
住所:前橋市古市町180-1
病院:新前橋かしま眼科形成外科クリニック
電話:027-288-0224、080-3401-9510

説 明 日:     年    月    日

説明医師:    鹿嶋友敬        

* 説明同意文書は電子カルテにスキャンしてください。

同 意 文 書

病院長 殿

私は, 眼窩減圧 手術 を受けるにあたり,下記の医師から,説明文書に記載されたすべての事項について説明を受け,その内容を十分に理解しました。また,私は,この検査(治療)を受けるかどうか検討するにあたり,そのための時間も十分に与えられました。以上のもとで,自由な意思に基づき,この治療・検査を受けることに同意します。

なお,説明文書とこの同意文書の写しを受け取りました。
□ 病名・病態
□ 治療の目的・必要性・有効性
□ 治療の内容と性格および注意事項
□ 治療に伴う危険性とその発生率
□ 偶発症発生時の対応
□ 代替可能な治療およびそれに伴う危険性とその発生率
□ 治療を行った場合の予測される中長期的経過・予後
□ 治療を行わなかった場合に予想される経過
□ 患者さんの具体的希望
□ 治療の同意撤回
□ 連絡先

【説明】
説明年月日:平成  年  月  日

説明した医師:

同席者 : 

【同意】
同意年月日:平成  年  月  日

同意者(本人):

*患者さんに判断能力がない場合にのみ,代諾者が,自筆署名,もしくは記名押印してください。

(代諾者):                  (患者さんとの関係:    )

立会人:  (患者さんとの関係:    )

みんなに可愛くなってほしい

19.03.23

カテゴリ:ブログ

以前のブログでも書きましたが
バセドウ病眼症で眼球突出すると「美人度」が下がります
https://ameblo.jp/kashitomo52/entry-12393488013.html

これは眼球が前に飛び出るだけではなく
外に開いていってしまうからです。
例えるなら、爬虫類や魚類のように目が離れていってしまうのです。

さらに下眼瞼にも脂肪が出てきますから
クマのような状態になります。

そんな状態が美しいわけがないのです。

残念ながら、バセドウ病眼症は女性に多い病気です。
脂肪が突出するタイプ1の場合には、若年の女性に起こる確率は男性の10倍です。

美しくいたい年齢の女性に発症するので
発症してしまうと自己嫌悪になってしまうのです。
残念ながら(?)自分は男性なので
女性の気持ちというものを完全に理解することが出来ません。

が、逆に男目線で女性を見ることができます(笑)
つまり男からみて、魅力的か、そうではないかを判断することが出来ます。

診察室に入ってきたお顔を拝見して、手術したほうが良いか判断していますが
手術を受けるかどうか、悩まれる方もいます。
もちろんリスクはありますから。

でも手術をして術後の状態を見ると、本当に手術して良かったと思うのです。
男性目線で(笑)

やっぱり女性は美しく可愛いほうがいいと思います。
内面的な美しさも大事ですが、外見的な美しさも同様に重要です。

美しさ・可愛さの戻った皆さんは、晴れ晴れとしたお顔になって
自然と笑顔があふれてくるような状態で再診されるのです。

術前の悩みを記したブログがありましたので紹介します。

https://ameblo.jp/7177655/entry-12441183863.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
鏡に映る自分は、醜くて、
たるみのあるクマが憎たらしくて、
昔の自分に戻りたくて、辛かった。

まわりには色々言われ、このままの顔でいいかどうか、自分で決めたかった。
家族がいれば、1人で決めることも勿論できませんが、そのままでいいと言われても、
私が聞く耳を持ってないのだから、聞くのが間違いでした。

極端ですが、
太った。ダイエットして痩せて可愛くなろう。
それは良い。
目が出た。手術で脂肪とって可愛くなろう。
それは悪い。
そう言われているようでした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みんなに可愛くなってほしい、心からそう思います。

GWの4日間、東京院の開院します!

(4月29日から5月2日)

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紹介状を書かない医者

19.03.21

カテゴリ:ブログ

最近、全国各地から受診のご希望を頂いて、とても嬉しく思っています。

遠方の方であればあるほど
なにかあった時に当院に来て診察を受けることが難しいですから
遠方の方の場合には近隣の眼科にかかってもらって来院していただいています。

また今までにどこかで治療を受けている方の場合には
出来るだけ治療の経過を知りたいので紹介状をもらってきて頂くことをお勧めしています。

ですが紹介状を書いてもらえなかったという患者さんがいます。
https://ameblo.jp/7177655/entry-12448420428.html

患者さんの身体は患者さん本人のものであり、
それに伴う診療情報やデータはすべて患者さん個人に帰属する情報だと思っていますので
当院でのデータは求められれば差し上げていますし
求められなくても持って行ってもらうこともあります(笑)

そういうことを有料にしている医療機関もありますが、当院では無料で行っています。

患者さんが転院を希望された場合医療機関側が紹介するしないを決めてよいものではないのだと思っています。が、実際にはそれを行う医療機関がある。

紹介状を希望されて、それを断るという行為に法的根拠はあるのでしょうか。
医師側に、紹介状を書かなければいけないという義務は無いようです。
https://www.bengo4.com/c_7/b_364096/

その一方で患者さんは受動的になりがちですが、昨今自分が積極的に治療を受けてもらってそのうえでお互いによい医療を行っていきましょう、という考えを持っている医療機関が増えてきています。

例えばこちら
https://www.hosp.mie-u.ac.jp/patient/kenri/

どの医療機関にかかるかというのは患者さんの選択肢であるべきであって
医療機関側はそれに値するように努力するというのがあるべき姿だと思います。
https://biz-journal.jp/2016/03/post_14287_2.html

いまどきはネットの発達によって患者さんの方が勉強していますから
希少な病気への知識は患者さんの方が詳しいです。

自分の人生を任せる医療機関は、自分選んでほしいと思っています。

ご存知の方も多いと思いますが、バセドウ病に対する眼窩減圧術を行っている病院は全国にほとんどありません。

定期的に行っていて、年間手術件数が推定10を超えているのは
自分が知る限り3つしかありません。

原宿の有名な病院と、愛知の有名な教授のいる大学病院のと、当院です。

患者さんから他の施設との違いについて聞かれることが多いので記事を書こうと思ったのですが
自分の口からあーだこーだいうと角が立つので(もう立ってますけど)
患者さんのブログを紹介させていただくことでその代わりとさせてください。

原宿の病院
https://ameblo.jp/haibi-puru/entry-12423336861.html
https://ameblo.jp/macha23snow44/entry-12412666679.html

愛知の病院
https://ameblo.jp/itsharuka-blog/entry-12175212125.html
https://ameblo.jp/balinami/entry-12422399656.html

オキュロフェイシャルクリニック東京
(新前橋かしま眼科形成外科クリニック)
https://ameblo.jp/yhnyday/entry-12366316730.html
https://ameblo.jp/apuapumaron/entry-12392065375.html
https://ameblo.jp/7177655/entry-12439964137.html

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バセドウ病眼症への眼窩減圧術で入院が必要なのか

19.03.20

カテゴリ:ブログ

減圧術で入院が必要なのか

当院では日帰りで行っている各種の手術や点滴治療。
他の日本の施設では入院で行っていることがほとんどです。

いままでに前橋のクリニック開院から2年間、500例ほどの全身麻酔手術をおこなっています。
減圧に限って言えば300例くらいやっていますが入院しなければいけなくなったことがありません。

では入院を勧める理由はなんなのでしょうか。
入院の方が良い、というからには明らかなメリットがないといけません。
素直な心で、単純に比べてみましょう。

入院の一番のメリット、それは看護師が近くにいることです。
そのほかにも毎日診察が受けられること、ご飯が出てくることが挙げられますが
これは毎日クリニックに通って、帰りにコンビニ寄れば解決しますから
どうしても入院が良いというほどのメリットではありません。

では看護師が近くにいることで良いのはなんでしょうか?
ずっと見てないといけない状態の方(簡単に言うと死にそうな状態の方)は
身体にモニター付けて異常があったら看護師が飛んできて、なんらかの処置をしてもらえるということでしょう。

実は僕は入院したことが2回あります。
1回目は小さいころ、膝の裏の脂肪腫を取る手術をしてもらいました。
でも小さかったのでよく覚えていません。

2回目は15歳の時、十二指腸潰瘍穿孔で汎発性腹膜炎の状態になって開腹手術しています。
今でもお腹に縦に傷があります。ゾロとかケンシロウのようにカッコいい傷ではありません。

当時は1週間絶飲食、2週間入院でしたが、本当につらかった記憶があります。k
前半は絶飲食のつらさ、高カロリー輸液で栄養は十分でもされていてもお腹が空くんですよね。
後半のつらさはやることがなくて退屈なつらさ。
胃腸の動きが回復するまで入院と言われても、
診察は朝の回診だけ。

15歳の体はどんどん元気になっていきますから我慢しきれず
同室の足の骨折で入院していたお姉さんと
その同級生のお兄さんとナースに無断で外出して
チャーハン食べちゃったのは良い思い出?です(笑)

入院すると1日3万円くらいになります。
3割自己負担で1万くらいです。
1週間入院しただけでも結構な出費になる上に、生活に不自由を生じます。

Wi-Fiが整った病棟がどれだけあるか。
毎日洗濯された衣類を提供してくれる病院がどれだけあるか。
おいしい食事を提供してくれる施設がどれだけあるか。

シャワー、お風呂は自由に使えない、それどころか何日も洗髪できなかったりします。
綺麗な衣類は基本的に自分で用意しなければなりませんから
基本的に家族の付き添い、近隣ホテルへの宿泊が必要です。

そこで考えていただきたいのですが、眼の手術で本当に入院は必要ですか?
看護師がすぐ飛んでこないと死んでしまうような状態になりますか??
朝の回診して、そのあとは点眼くらいしかやることはないのです。

1日1万円の自己負担を払ってまでそういう環境に身を置きたいですか???

留学した米国ではすべての眼科手術が日帰りでした。
そもそもベッドがないんです(笑)
入院希望があっても入院できません。

患者はそれこそ世界中から来ていましたがホテルに泊まっていたんです。
だったら日本でも同じことが出来るだろうと思いました。

留学費用、群馬で一軒家が買えるくらいの金額がかかりましたが
そうやって身を削って経験してきたことを日本の皆さんに応用出来ていることに喜びを感じています。

いろいろな施設があっても良いと思いますし
ご本人のご希望さえあれば入院するのも良いですが

基本的に相当全身状態の悪い方以外に入院の必要は無いと思います。
2018年手術実績
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/

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