内視鏡による
前額眉リフト
(目もとリフト)
目次
内視鏡による前額眉リフト
(目もとリフト)について
Q.内視鏡による前額眉リフト
(目もとリフト)とは?
A.目もと・鼻の根元・眉間のしわ・おでこのしわを抜本的に改善することが出来る手術です。
年齢を重ねると、眉毛や額が垂れ下がり、眉間や額の近くにしわが生じます。顔面上部の老化により、最終的には憂鬱で重々しいような見た目になる方がいます。
当院で行っている内視鏡による前額眉リフト(目もとリフト)は、わずか1~2cm の切開でこの問題を補い、内視鏡装置 (小型カメラを備えた小さな器具) を使用して目もと・鼻の根元・眉間のしわ・おでこのしわを根本的に改善することが出来ます。
Q.どのような人が適応になりますか?
こんな方が適応になります
- 前額(おでこ)、眉間(まゆがしら)、
鼻根部(目もと・鼻の根もと)にシワのある方 - 眉毛下皮膚切除術(眉下リフト)や
眼瞼下垂手術(挙筋短縮・ミュラー筋短縮・全切開術すべて含む)を行っても、
まだまぶたが重いと
感じる方
内視鏡による前額眉リフト(目もとリフト)手術方法について
内視鏡による前額眉リフト(目もとリフト)は、新しい額リフトであり、日本国内で手術可能な施設は非常に限られています。
新たな切開線は髪の毛の中に出来るわずか1~2cmですので、毛髪で十分に傷跡をカバーできます。
この新しい方法は、皮膚にほとんどダメージを与えず、骨と骨膜の間で操作を行うため、神経やそのほかの組織に損傷を与えず、ダウンタイムも短く安全な手術です。
内視鏡による前額眉リフト(目もとリフト)の手術時間の目安などについて
手術時間 | 60~90分(両側) |
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麻酔の種類 | IV鎮静または全身麻酔 |
入院 | なし |
抜糸・抜釘 | 1〜2週間 |
回復時間 | 1〜2週間 |
内視鏡による前額眉リフト(目もとリフト)の治療の流れについて
- 髪の生え際の内側に最小の4〜5つの切開 (1~2cm) を作成します。
- 内視鏡検査(小型カメラを備えた器具)を切開部から挿入し、額の内部を詳細に検査します。フル HD 内視鏡装置を使用して、切開線から皮下層と骨膜層を剥離します。
- 緩んでたるんだ筋肉を上に引っ張って整え、スクリューで皮膚を固定します。1-2週間で抜釘を行います。
内視鏡による前額眉リフト
(目もとリフト)の症例について
症例1.
眼瞼下垂の手術を行ったあとで、
目元のシワと眉間のシワが増えたとの訴えで内視鏡による前額眉リフト(目もとリフト)を行いました。
眉間・目もと・鼻の根もとのシワが改善し、すっきりとした印象になります。
アップにするとより分かりやすいのですが、
眉間・目もと・鼻の根もとのシワが改善し、すっきりとした印象になるのが分かります。
この部分のシワの改善は、ボトックス注射やヒアルロン酸注射では改善できず、この手術でのみ改善が可能です。
症例2.
複数回の眼瞼下垂手術を行っても、
まだ目の重さを感じていたため、内視鏡による前額眉リフト(目もとリフト)を行いました。
眉間・目もと・鼻の根もとのシワが改善し、すっきりとした印象になります。
アップにするとより分かりやすいのですが、
眉間・目もと・鼻の根もとのシワが改善し、すっきりとした印象になるのが分かります。
この部分のシワの改善は、ボトックス注射やヒアルロン酸注射では改善できず、この手術でのみ改善が可能です。
症例3.
眉間・おでこのシワがあり、軽度の眼瞼下垂も伴っていました。
左の眉毛が下垂しており、左右差も大きい症例です。内視鏡による前額眉リフト(目もとリフト)を行いました。
眉間・目もと・鼻の根もとのシワが改善し、すっきりとした印象になります。
左右差も改善しています。
アップにするとより分かりやすいのですが、
眉間・目もと・鼻の根もとのシワが改善し、すっきりとした印象になるのが分かります。
この部分のシワの改善は、ボトックス注射やヒアルロン酸注射では改善できず、
内視鏡による前額眉リフト(目もとリフト)でのみ改善が可能です。