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公開日:2019.09.05 最終更新日: 2019.09.17

バセドウ病眼症の活動性の評価の方法 オキュロフェイシャルクリニック東京の流儀

バセドウ病眼症の活動性の評価の方法 オキュロフェイシャルクリニック東京の流儀 前回の記事で活動性の評価についてちょっと書きました。 一部コピペです。 臨床症状からの活動性の評価の方法はいろいろとあります。 CASとかVISAとかNOSPECSとか http://thyroideyedisease.org/clinical-features-visa-classification/ https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK285551/table/tyd-graves-complica.classgrade/ さらに採血のデータもありますね。 TRabとかTSabとか。 http://www.srl.info/srlinfo/app/2014/0925/0000.html MRIは筋肉が腫れているかと術後炎症の程度の判断が可能です。 特に筋肉が炎症を起こす場合(2型)には斜視や視力低下をきたす可能性があるので 日常生活が送れなくなってしまう可能性があります。 一方で脂肪増生のタイプ(1型)では、活動性の評価をMRIでは判定が出来ないことが多いです。 こういういろいろな活動性を評価するモノサシがありますが どれも十分ではありません。 100%有効ではないモノサシはモノサシとして使えないですよね。 でもね。 活動性の評価を100%出来るモノサシが一つだけあるのです。 それは ステロイドを使ってみる、ということです。 ステロイドは炎症に効く唯一確実に有効な薬です。 ステロイドの副作用、いろいろありますがほとんど軽いもの。 だったら投与して見ればよいのです。 投与して、すこしでも改善があれば、それはまだ炎症が残っているという証拠。 まだ活動期であるということになります。 だから、どこかで軽症だから経過観察と言われても 一度当院に受診していただけたらと思うのです。 そうやって他で「経過観察!」と言われたかなりの数の患者さんが 当院でステロイド注射して眼の腫れが引いたり 眼の奥の痛みが無くなったりしています。 炎症、放置すれば、どんどん眼が出てきちゃいますから。。。。。 早めが肝心です。 当院では、ステロイドが効いている間は活動期 効かなくなったら非活動期として手術を勧めています。 ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 https://www.oc-tokyo.com/wp/ 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

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