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公開日:2021.03.15 最終更新日: 2021.04.06

鹿嶋友敬がやりたいこと

鹿嶋友敬がやりたいこと 皆さんはどんなことを人生の目標にしていますか? 見学に来た先生にたまに聞かれるのです これからやりたいことは何ですか?って 僕は2つのクリニックを開業させて軌道に乗せました それも10年前はゴミのように扱われていた眼形成という分野で だから世間的には十分成功しているし 眼科医の中でも成功している方なのですね 「もう十分でしょ」なんて言われ方をされてもおかしくないのですが 好奇心旺盛なので、まだまだやりたいことがあるのです 同じところに留まっていたら、飽きすぎて死んでしまうのが鹿嶋友敬という生き物ですので、飽きないように人生を設定しなければなりません 僕は20年くらいかけて眼形成という分野を勉強し 海外の知見も大きく取り入れて開業し それが黒字化するところまでこぎつけることが出来ました ただ他の誰かが同じようなルートで勉強して登って来れるかと言えば かなりの覚悟を伴うのは間違いありません そして傍若無人な行動力が必要です (ボクが得意なやつ(笑) となると医師になるくらい優秀な人材であったとしても、ほとんどの人はこの位置まで来れないのです 僕は世界の常識が、医療技術の遅れた日本では非常識ということが本当にイヤで 次世代には世界の常識と日本の常識を合わせてもらいたいと思っています だからこそ世界レベルの眼形成を世の中に広めたい、というのが僕の夢 そうなると自分だけではだめで、他のドクター達を教えないといけないのです 一般的には、自分の限られたお金と時間を使ってせっかく学んだ技術を 他人にホイホイと教えたりしない、というのが常識なのですが、僕はホイホイ教えたいです たくさんの眼科医にいろいろな地域で眼形成をやってほしい だからどんどん学びに来て欲しいと思っています 自分の持っている技術とか経験を余すところなく次世代に伝えたい 突然ですが、山岸一雄さんって知っていますか? 知らない人も多いのではないでしょうか 僕が目指すのは、山岸一雄さんなのです この名前を知らなくても、つけ麺の大勝軒をご存知の方は多い筈 池袋の名店であり、つけ麺の元祖とされている店です 山岸一雄(Wikipedia) 最初は弟子を取っていなかったようなのですが 奥さんに早くに先立たれてから積極的に弟子を取るようになり 最終的に亡くなるまでに100人くらいのお弟子さんが出来たようなのです その結果、現在は日本中至る所でつけ麺が食べられます 僕は山岸一雄さんの人生に憧れます 僕が死ぬ頃には眼形成がそれぞれの地域に行き渡り 患者さんが家具のスキマに落ちてしまったりすることが無いようにしたい 日本全国で眼形成の患者さんがきっちりした診断を受け治療が受けられる それが、今後の僕がやりたいことです (写真は大勝軒のれん会HPより拝借しました)

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公開日:2021.03.14 最終更新日: 2021.04.06

同じ方向を向けるということの意味

同じ方向を向けるということの意味 ここ最近、コロナ自粛疲れの影響か、来院される患者さんの数が多くてブログ書く時間が取れませんでした 外来も非常に混んでいますので、来院されてお待たせしてしまった方がいらっしゃったら申し訳ありません 完全予約制で出来るだけ混まないようにしているのですが 処理能力を上回る数の方が来院されれば、どんなシステムを作っても意味はなく かといって病気は待ってくれませんので診察しないって訳にもいきませんから 患者さんたちに待っていただくしかありません ごめんなさい 裏では昼時のラーメン屋のようにめっちゃバタバタ動いてます さて、本題です いままでに数回、身内への批判は避けたほうが良いという話を書かせていただきました 身内や同胞などへの批判は、その組織の体力を削ぐので避けたほうがよい、という内容です どの職であったとしても、スタッフみんなが同じ方向を向いて仕事をすることが出来るというのは非常に大事です 例えば、当院スタッフのお給料、基本給自体は同業他社と同じなのですが 歩合給の割合をかなり大きく設定しています 先月で言えば、全員に基本給×1.4倍+7万円出しています スタッフ募集の広告見た方は分かると思いますが 本当にウソでしょ?というくらい高いです で、本題なのですが、なぜこのようなシステムにしたのか もちろん、いっぱい稼いだらその分世の中に還元するという意味合いも大きいのですが それよりも大きな意味があって、それは、歩合制を導入しないと、スタッフと経営者が同じ方向を向けない、ということなのです これには僕の経験が基になっているのです 僕は医者なので、たくさんの医療機関で働いた経験があります 曜日ごとに、日ごとに勤める医療機関が異なるのが医者の働き方なんですね で、その中で働いた一つの開業医の眼科クリニックがあります そのクリニックでは一般眼科が診療の中心で、週にある曜日の半日だけ手術日があって白内障の手術を行っていました その半日で手術するのは5眼です この数、それほど多くはありません 年間250件程度ということになりますからね 年間1,000件が手術数が多い眼科の目安ですからね で、その手術枠、大体3か月先まで埋まっていたんです だから白内障で来院しても、患者さんは3か月は我慢する必要があったのですね そのクリニックでは給料は定額制でした でもほとんどの医療機関では定額制だと思います 白内障の患者さんは高齢者が多いですから 手術が直前でキャンセルになることってたまにあるのです 他の病気で入院した、なんてことがあり得るのですね そうなると1件キャンセルになって枠が空くのですが そのクリニックでは、その枠に新規で来た患者さんを入れることはせず 空けたまま次にきた患者さんは3か月後の手術予定としていたのです 当然、上がるべき売り上げは上がらず、キャンセルの分だけ月の売り上げは落ちますね なぜかそんなことをしたのか それは定額制で給料が上がらないのだから、頑張って働かず、仕事量を減らしたかったから、です 手術が4件で早く終われば定時で帰ることが出来ますからね このキャンセルされた枠を先送りにしている件、スタッフだけの秘密でした 経営陣には知らされていなかったのです こういう事実に当時の僕は衝撃を受けたのです スタッフと経営陣の向いている方向性が異なる 経営陣が求めていることとスタッフが求めていることが真逆になっている これを解消するにはどうしたら良いかというと 成果報酬型の給与体系だと思ったのです だから当院では売り上げに応じてスタッフの給料を上乗せしますし 自由診療の手術が1件入れば、それぞれのスタッフに1,000円ずつお金が入る仕組みになっています で、これはどのスタッフも横並び だれか一人だけ突出したお給料もらえるようなシステムではありません だからみんなで協力して手術をまわして行こうっていう雰囲気が生まれる それこそスタッフもドクターも一緒の方向を向くことが出来るのですね 本当に小さいことなのですが 組織にとってこういうフレームワークを作るってことはとても大事な事なのです

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公開日:2021.03.08 最終更新日: 2021.04.06

鉄板焼きの職人さんのブログ

鉄板焼きの職人さんのブログ 以前からこのブログで話していますが ひょんなことから鉄板焼きのオーナーをやることになりそうです 本業をおろそかにして、他の業種に手を出すなんて、けしからん! なんてこの他人の批判ばかりのご時世に、こんな意見が飛んできそうですが 実際には、ただの人助けです そこから上がりをもらおうなんて1ミリも思っていません どうして人助けになるのか 実はこの料理人さん、僕が若い頃からずっと通っていたのですね もともとフレンチの料理人で いろいろなところで修業されて、しっかりしたフレンチが出せるのですが どこぞの会社が鉄板焼きのレストランをやるに当たって引き抜かれて 鉄板焼きの料理人になったのですね 群馬県内に鉄板焼きのお店っていくつかあるのですが 元をたどると、高崎の素敵亭と前橋の甚というお店に行きつくのです そこで修業をした料理人たちが県内で鉄板焼きのお店をやるので 県内の鉄板焼きのお店はどこも大体いっしょのものが出てきます 最初に、アユの形のこんにゃくが出てきます 油をひかないで鉄板に載せると、まるで踊るように跳ねるのですね そこから料理がスタートします ただ鉄板焼きって、目の前で料理してくれるのが売りであって 決して、調理法が良いので鉄板焼きにしているわけではありません 鉄板でただ焼くだけなので、調理法に限りがあるのですね だからオフレコにしていただきたいのですが、 群馬県内の鉄板焼きそれほど美味しくありません いや違うな、、、 この間、超有名ホテル最上階の鉄板焼きで食べたのですが(1人5万円) 美味しくなくはないのだけど、すごい美味しいかって言ったら 「もう少し美味しくなる料理の仕方があるよね」って思うのです だから鉄板焼きっていう時点で、普通に出すと、それほど美味しくない業態だと思うのです (めちゃ失礼) で、群馬県内は全部そんな普通の鉄板焼きばかりなのですが その料理人さんの出す鉄板焼きは全然違うのです おそらくもともとフレンチやっていたからだと思うのですが 火の通し方が全然違う 中がしっとりふわっと、外がカリっとするように調理してくれるのです 素材メインのお肉はどこで食べても同じようにある程度美味しいのですが 特に野菜と魚の美味しさが違うのです 僕のように40を超えるような年齢になると お肉いっぱい食べたい欲ってなくなります (いま若い連中も絶対そうなるぞ) それよりも野菜や魚を美味しく食べたい その料理人さんはそういう料理を出すことが出来たのです それが彼を10年以上もフォローしていた理由です で、今回のコロナ騒動で 2年前に勤め始めたホテルのレストランがクローズになってしまったのですね 会社がホテルの飲食から撤退してしまった クローズの後でどうするの?って聞いたら結婚式場の裏方とかって返事だったのです 群馬県でしょぼい鉄板焼きしかない(失礼!)中で、そんなの才能の無駄使いじゃないですか だったら自分がオーナーになって彼の鉄板焼きが群馬県から無くならないようにしようと思ったのです 先日、テナントの契約がありました だからもう撤退は出来ません 約30坪程度のレストランですが、 オープンにかかる費用はおそらく3500万くらいです 回収の見込みなんか、ありません だって他業種だから、わかるはずがない(笑) だから最初に人助けと言ったことの意味は 今回の目的が、その料理人さんと、良い鉄板焼きがあった方がよい群馬県の人たちへの協力という気持ちでやるからなのです 投資資金が回収できるくらいの減価償却はさせていただきますが それ以上のあがりがあればスタッフで分配してもらう予定です 僕の懐には、無くて結構、本業で稼ぎます

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公開日:2021.03.07 最終更新日: 2021.04.06

ウイルスに勝った人たちの子孫

ウイルスに勝った人たちの子孫 関東の1都3県の緊急事態宣言が延長になりましたね また都知事は自分にダメージがないようによーく考えて 先手先手を打っていました 割を食ったのは政府や官邸 そして飲食店の皆さん 2か月前に解除の条件を提案しておきながら それを下回っても、「下げ止まりつつある」なんて言葉でみんなを騙しています コロナ分科会の尾身会長がこんなことを言っていたようです 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は5日の参院予算委員会で、コロナ感染の年内の「終息」は見込めないとの見方を示した。年内に人口の6、7割がワクチン接種を受けると仮定しても「おそらく今年の冬までは感染が広がり、重症者も時々は出る」と述べた。  終息の定義として「さらに1年、あるいはさらにもう1年たち、季節性インフルエンザのように、それほど不安感がなくなれば終息となる」との考えを披露した。 (東京新聞) え??今回の緊急事態宣言で終息するんじゃないの??と思った方は多い筈 そう、以前からこのブログで書いている通り、コロナの陽性者数、絶対にゼロになりません このあと、7月くらいに第4波が来て、行動制限がかかり 12月くらいに第5波が来て、また緊急事態宣言出す ずっとこんな感じで続きます 感染者数はゼロにはなりません それを証拠に、最近の感染者数を見て頂きたいのです 全国 東京都 ここ1ヶ月、ほとんど減少しなくなっているのがわかりますか? 延長したのが、2月上旬でしたよね? 緊急事態宣言を延長しても、もうほとんど意味はないってことが分かりますよね? だから今までの1ヶ月と、これからの2週間の緊急事態宣言は、無駄だと思います(私見です) 検査陽性者数は絶対にゼロになりません ぜーったいにゼロにならない 先日、某国立の病院に勤めている医師と話しました さすがに国立の機関だったのが、すでにワクチンは接種していました 医療従事者の最たるものですからね でも病院長からは、1年前からずっと「会食禁止」と通達が出ていると なのでこの1年は外食一切していない、と言っていました 良いですか?ワクチン接種しているんですよ?? ワクチンは感染を100%予防するものでは無く、免疫を高めるだけのものなので 理解できなくもないのですが ワクチンを打っても会食禁止だったら、何をしたら許可が出るのか? むしろ早く感染しちゃった方がいいんじゃない?ってばかばかしいくらい疑問でした その上で皆さんに考えていただきたい 僕らにとっては初めての新型ウイルスです 大体100年に一度くらい、新型ウイルスが出てきて、たくさんの人が死んでしまうとされています でも人類が誕生してから20万年 20万÷100年=2000 2000回くらいこのような新型ウイルスは生まれてきていた計算になります 新型ウイルスが生まれるたびに、たくさんの人が死んだと思います でも感染しても、発症が軽度もしくは無症状で生き残る人がいる その人たちがまた子孫を作り、発展していく そうすると100年でまた新型ウイルスが出てきて 一部の人は死に、でも生き残った人たちが次世代を作る そうなんです こういうことを人類も、他の動物も繰り返してきている そして僕らは20万年前から何度も続く危機を乗り越え続けた人類の末裔 つまりウイルスに弱い筈がありません 弱い遺伝子を持っていたら、死んでいる筈ですからね こう考えると、心配が少し無くなりませんか? コロナ禍の発生から1年が経ってしまいました 尾身さんは、あと数年こういう生活を強要しているように見えます 僕の人生で言えば、あと40年弱しかない そのうちの1年が失われてしまって まだまだあと何年もかかると言われている 正直、僕はコロナに罹って死んだらそれで良いと思っていますし 死んだらコロナに弱い個体は生き残ってはだめだという神様のメッセージだと思います 僕らの祖先がウイルスと戦って勝利してきた 僕らはその末裔であって決してコロナも含めたウイルスに弱いのではないから みんな自信もってね、という話でした コロナ騒動の終わりのカタチがあるとしたらこうです インフルエンザと同じ扱いにして 検査陽性者数はインフルエンザと同じくらい気にしないこと それ以外にはありません エボラと同じ扱いにしていたら、ずっと自粛ですよ ぼくはもう、自粛やめまーす (診察時のマスクはつけます)

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公開日:2021.03.06 最終更新日: 2021.04.07

”幸せになる人と不幸になる人の違い”

スタッフ向けにいろいろと検索していたら とても良いブログを見つけたのでリブログしますね ブログ 幸せになる人と、不幸になる人 本当にこの通りで、考え方ひとつなんですよね 他人の批判ばかりするマスコミの人たちはきっと不幸な人たち ヤフコメやツイッターで他人の批判ばかりする人も同じように不幸 批判される他人だって頑張っているのだから 他人の批判ばかりせず、前を向いていたら良いと思います

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公開日:2021.03.05 最終更新日: 2021.04.07

眼窩骨折の手術

眼窩骨折の手術 僕は眼窩の手術が得意です 2007年の聖隷浜松病院への留学から眼窩の手術を手掛けており 足掛け15年にもわたって眼窩手術を行っています 2015年の米国UCLA留学も、眼窩の手術を学ぶためだったのですね 実は日本には眼窩の手術が出来るドクターが僅かしかいません これは眼窩という場所がちょうど専門の境界領域にあたることと そもそも患者が少ないことから経験のある医師が育たないということの二つの理由があります つまり眼科医なら、まず眼球の勉強をして 白内障や緑内障、網膜や硝子体の手術を学び そうすることで開業して成功する、というのが王道なのです だから眼球の勉強はするけれど、眼窩の勉強はほとんどしない 知っていても、あまり将来の役には立たないのですね 耳鼻科や脳外科、形成外科も眼窩を扱うことがありますが 眼球のことが分からないので 眼窩を扱うときは、身が引けているというのが本当のところ だから誰も専門性を持ってないのですね 唯一、眼窩を学ぼうと思った医師だけが、眼窩に詳しくなります ただし、先述の通り眼窩に病気がある人がそんなにいません だから必然的に勉強したいと思う医師も少ないのです 眼窩のことについて詳しい医師がいないということは 後進も眼窩について詳しくない そんな悪循環が加わり、日本国内では眼窩についてのスキルは絶滅危惧種になっているのですね 僕が甲状腺眼症の方に眼窩減圧をしてあげたいと思って 実際に手術を行っていますが 日本全国で眼窩減圧が行われていないのはそういう事情があるのですね 眼窩に起きる病気、それほど多くないのですが 比較的よくある手術としては、眼窩骨折というものがあります これは目に外力が加わった時に、眼球の周囲の骨が折れる状態を指します 目に外力が加わる場面ってあんまりないのですが 交通事故や、運動中のアクシデント、そのほかにケンカやDVなんてのが理由です だから結構な割合で、タトゥーのある方がいらっしゃいます 眼窩骨折は主として救急外来を受診し、そのまま形成外科に流れることが多いので 当院に最初にいらっしゃることは少ないのですが これも専門医が少ない眼窩の特性で きちんと治っていない方が、かなり多くいらっしゃるのですね 手術をしても症状が治らない方がいるんです 何が間違いとなっているかというと 骨が折れているので骨を元の位置に戻すのが治療の目的なのですが 折れた骨をそのままにして、その上に人工のプレートを置いている手術をされている方が多い それは結局、意味のないことになってしまうのですね で、そんな方向けの眼窩骨折のページを作ってみました デザインや文面が分かりやすいかどうか、一度クリックしていただけると嬉しいです こちらをクリック 改善したほうが良いところがありましたら、是非ご意見いただければ幸いです

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診療時間
8:15〜17:15 - -

[休診日]月曜・日曜・祝日
※当院の診療は完全予約制になります。

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眼形成外科 【オキュロフェイシャルクリニック 東京】
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