6月・7月の臨時休診日について
6月・7月の臨時休診日について 当院では、下記の日程を臨時休診日とさせていただきます。 6月17日(火) 臨時休診 7月15日(火) 臨時休診 7月19日(土) 臨時休診 休診日カレンダー
詳しくみる6月・7月の臨時休診日について 当院では、下記の日程を臨時休診日とさせていただきます。 6月17日(火) 臨時休診 7月15日(火) 臨時休診 7月19日(土) 臨時休診 休診日カレンダー
詳しくみる下眼瞼の瘢痕拘縮に対する頬脂肪移植術 オキュロフェイシャルクリニックには様々なトラブルを抱えている患者がいらっしゃいます。 どの患者さんも他院での治療で治らず、心に傷を抱え、どうにかして治したいと思ってなんとか当院を探して来院されます。 その中でも最難関に近いのがまぶたの瘢痕拘縮です。 人の組織って、手術操作が加わると固くなります。 もともと人体って柔らかいのですが、その組織は侵襲が加わるとキズを治そうとする反応が出て、固くなってしまうのです。 これはどこの組織についても同じように言えます。 侵襲が強ければ強いほど、この反応は強く出ますから、手術時間が長かったり、手術回数が増えたりすればそれだけ瘢痕は強くなるのです。 そして何度も手術をするというのは当たり前ですが、治らないから、ですから、当院に来た時点では原因は解決していません。 そんな患者さんが抱える問題点は大きく分けて二つです。 一つ目は当たり前ですが治っていないものを治すことです。 元々の疾患が治っていなければ医療の意味がありませんから、これを治すことが必要なのですが、これをわざわざ書かなければならないのは僕にとっても不幸に感じることです。 治すことを目的に手術をしているのに、それが治っていないこと、そしてそれを治すことが当院での再手術の目的の第一になります。 そして二つ目は何度も繰り返された手術による瘢痕です。 先ほど書いた通り、人体の組織は操作が加われば加わるほど固くなってしまいます。 もちろん多数回の手術をされていれば手術時間も長いですから非常に多くの時間が費やされ、生来の組織はほとんど固くなってしまっています。これを瘢痕化と称しています。さらに固くなるだけでなく縮むということもあります。 これを拘縮と言います。 つまりこの瘢痕と拘縮によって下眼瞼の状態が変化してしまっていることが問題であることがあるのです。 下眼瞼がこのように瘢痕拘縮を起こしていた場合には、すでに多数回・長時間の操作によって生来の組織は縮んで固くなってしまっています。その治療は、まず第一に固い瘢痕の切除が必要になります。 固い組織はどうやっても柔らかくならず、それは下眼瞼の再建にとって障害になりますから固くなってしまった組織は切除する必要があるのです。 それから次に、拘縮して縮んでしまった組織を膨らませる必要があります。拘縮を切除すればさらに組織量が足りなくなってしまっていますから、これを改善する必要があります。膨らませる方法としてよく用いられるのは脂肪で、採取しやすいのは腹部脂肪ですから眼瞼の再建にもよく使われます。 ですが腹部脂肪の性状は眼窩脂肪と大きく異なります。 眼窩脂肪は子供の頃に遊んだスライムのような性状をしています。すごく柔らかいのですね。ですが、腹部脂肪というのは言うなればスーパーで購入した豚肉や牛肉についている脂肪です。すごく固い脂肪であることが分かると思います。 僕はこの脂肪を柔らかい目の周囲の脂肪の代わりとして移植することは、僕には勧められません。ですが頬部の脂肪は違います。これがまさに柔らかい脂肪であり、眼窩脂肪に近い性状なのです。ですから下まぶたの再建に躊躇なく頬部脂肪を移植することが出来て、この状態を改善することが可能です。 当院ではこの下眼瞼の瘢痕拘縮に対して頬部脂肪移植を行って、改善させる手段を持っています。もし他院での手術で下眼瞼にトラブルを抱えている方がいらっしゃったら是非ご相談ください。他の医療機関で治せないものも当院では治せる可能性があります。 最近の症例を提示します。 術後 他院での皮膚切除+眼窩脂肪切除によって下まぶたがアッカンベーになっています。 術後 上まぶたからの皮膚移植、目じりと目がしらの短縮、頬部脂肪移植を行いました。
詳しくみる脱脂術(眼窩脂肪切除)後の不具合に対する頬部脂肪移植 眼窩脂肪の増生や弛緩による下眼瞼の眼窩脂肪ヘルニアは、目のクマ、目の下のたるみ、などという言い方をされます。 これに対する治療は、個人的に最善策はハムラ法と言われる方法で、目の下の骨にあるOrbicularis retaining ligamentという靭帯を外すことと脂肪を移動することでそれが同じ位置に癒着しないようにすることです。 ただこの手術には技術が必要であることもあり、10年くらい前にはほとんど出来る医師がいなかったのです。 ですから大手美容外科がクマ取り手術で行う手術のほとんどは脱脂術と言われる眼窩脂肪の単純切除だったのです。 その結果、今までに非常にたくさんの方が脱脂術を受けているはずです。 しかし眼窩脂肪の単純切除に伴う問題点が二つ、あるのです。 一つは眼窩脂肪の取りすぎ問題です。 眼窩脂肪をどれくらい切除したらよいかは術前にも術中にも誰にもわかりません。 よって取りすぎが簡単に起こり得ます。 適切な量の脂肪を切除するなんて、100%正確に出来る医者は存在しないのです。 ですから、かならず取り過ぎてしまった人は存在するのです。 それから二つ目ですが靭帯を処理していないという問題です。 目の下のクマの元になっているのは眼の下の眼窩縁の靭帯とそれに伴う陥凹ですから、靭帯の処理は必ず必要です。 しかし脱脂術だけだと靭帯の処理をしていないので完全にはキレイな状態にならないのです。 術直後は良かったとしても時が経過して組織が変化するとまた徐々に目立つようになってしまうのです。 本来は眼窩の下の靭帯の処理をして眼窩脂肪を移動する、それが目の下のクマを治療するのに必要なことなのですが、脱脂術をしているとその眼窩脂肪が無いためにハムラ法をやり直すことが出来ません。 以上二つのことから脱脂後に残った目のクマについては追加治療が難しいというのが、誰もが考えることであり、我々も含めそこに焦点を当てているドクターはいません。 ですが最近、頬脂肪(バッカルファット)が眼窩脂肪に非常によく似た性質を持っていることに気付きました。 そしてこの頬脂肪がこの上記の二つの問題を解決できることに気付いたのです。 脱脂術後に残ったクマに対して、結膜から入って眼窩縁の靭帯を切離する、そして頬脂肪を切除しそれを靭帯の部分に移植する。 これによってハムラ法と同じような効果を出すことが可能です。 これが現状で脱脂術後の下眼瞼のトラブルを抱えている方に対するベストな治療法だと思います。 下眼瞼について満足していない方は多くみられますので、この手術方法で数多くの患者さんを救うことが可能になりました。 お悩みの方は是非一度ご相談ください!
詳しくみるゴールデンウィークの休診日 当院では、下記の日程にて休業を予定しております。 5月3日(土) 休診 5月4日(日) 休診 5月5日(月) 休診 5月6日(火) 休診 5月7日(水) 休診 (4月29日(火)は祝日ですが、診療日になります。) 休診日カレンダー
詳しくみる当院では、下記の日程にて年末年始休業を予定しております。 2024年12月29日(日)〜2025年1月6日(月) 年明けは、2025年1月7日(火)より診療とさせていただきます。 ご不便をおかけして申し訳ございません。 みなさま、忙しい年末ですが、お体に気をつけてお過ごしください。 2024年12月29日(日) 休診日 2024年12月30日(月) 2024年12月31日(火) 2025年1月1日(水) 2025年1月2日(木) 2025年1月3日(金) 2025年1月4日(土) 2025年1月5日(日) 2025年1月6日(月) 2025年1月7日(火) 診療開始
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| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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| 8:15〜17:15 | - | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | - |
[休診日]月曜・日曜・祝日
※当院の診療は完全予約制になります。