2019.02.26
患者さんの本心
僕は自分自身が死ぬときに、周りのひとに、
鹿嶋が居てよかった、世界が変わった、と思っていただけるように生きていくというのが目標です。
患者さんのブログを見ていると
そういう目標に少しずつ近づけているような気持になることがあり、
またその本心に触れて涙が出そうになります。
バセドウの患者さんたちの悩みの深さ、
他でないがしろにされている分だけ
当院での治療に対する期待を感じます。
ぜひ、いろいろな方に知っていただきたいです。
https://ameblo.jp/7177655/entry-12441183863.html
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極端ですが、
太った。ダイエットして痩せて可愛くなろう。
それは良い。
目が出た。手術で脂肪とって可愛くなろう。
それは悪い。
そう言われているようでした。
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2019.02.25
若い人たちが生き生きと働ける組織
若い人たちが生き生きと働ける組織
独立開業を最終目標にしていた場合、
医者であれば最初は大学病院、それから市中病院に出向して
ある程度患者さんからの知名度を付けて
その地域で開業というのが良くある流れです。
もちろんそのまま出向病院でずっと勤め上げる場合もあれば
そのほかの民間病院に就職ということもあると思います。
医者の良し悪しは知識と経験の量で決まるものですから
開業までの間に、いろいろな経験をしていた方が良いと思います。
いろいろな経験をするとそれに伴ってしらなければいけない知識を習得しますし
さまざまな組織を見ることで将来自分がどのような組織を作りたいか考えることができるからです。
自分自身で言えば、若いころには医局から指示された病院だけでなく
一般眼科、コンタクトレンズ眼科やレーシック眼科などにもスポットのアルバイトで行っていました。
大っぴらには出来ないようなアルバイトでしたが
もう10年以上前だから時効でしょう(笑)
実際にいろいろな組織に行ってみて一番印象的だったのは、レーシック眼科でした。
現在は落ち目ですが、その時は本当にすごかったのです。
月に1回程度行くだけでしたが、行くたびに1日の手術件数がどんどん増えていました。
当然売り上げも上がり、一部歩合制だったお給料も増えてスタッフがとても楽しそうに働いていました。
その一方で数十年前から建物もスタッフも変わっていないような眼科もあります。
患者さんがついているのでそれなりに集客はありますが
ロボットのようにただ診察をこなすだけの時間が流れ
スタッフはただ生活のためだけに仕事をしているような状態でした。
うなぎ上りに業績を上げている組織はスタッフが生き生きと働いている。
それは自分にとってとても大きな発見でした。
もし開業するなら、スタッフが生き生きと働く組織にしたい、とその時に思いました。
当院では労働時間は出来るだけ短く、有休も自由に取れて、副業もOKというスタイルです。一部歩合制も入れてあるので、仕事への意欲は高く保てていると思います。
今後何らかの理由で当院を辞めたとしても、在職していたことがキャリアアップに繋がるような組織でありたいと思っています。
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
2019.02.25
若い人たちが生き生きと働ける組織
若い人たちが生き生きと働ける組織
独立開業を最終目標にしていた場合、
医者であれば最初は大学病院、それから市中病院に出向して
ある程度患者さんからの知名度を付けて
その地域で開業というのが良くある流れです。
もちろんそのまま出向病院でずっと勤め上げる場合もあれば
そのほかの民間病院に就職ということもあると思います。
医者の良し悪しは知識と経験の量で決まるものですから
開業までの間に、いろいろな経験をしていた方が良いと思います。
いろいろな経験をするとそれに伴ってしらなければいけない知識を習得しますし
さまざまな組織を見ることで将来自分がどのような組織を作りたいか考えることができるからです。
自分自身で言えば、若いころには医局から指示された病院だけでなく
一般眼科、コンタクトレンズ眼科やレーシック眼科などにもスポットのアルバイトで行っていました。
大っぴらには出来ないようなアルバイトでしたが
もう10年以上前だから時効でしょう(笑)
実際にいろいろな組織に行ってみて一番印象的だったのは、レーシック眼科でした。
現在は落ち目ですが、その時は本当にすごかったのです。
月に1回程度行くだけでしたが、行くたびに1日の手術件数がどんどん増えていました。
当然売り上げも上がり、一部歩合制だったお給料も増えてスタッフがとても楽しそうに働いていました。
その一方で数十年前から建物もスタッフも変わっていないような眼科もあります。
患者さんがついているのでそれなりに集客はありますが
ロボットのようにただ診察をこなすだけの時間が流れ
スタッフはただ生活のためだけに仕事をしているような状態でした。
うなぎ上りに業績を上げている組織はスタッフが生き生きと働いている。
それは自分にとってとても大きな発見でした。
もし開業するなら、スタッフが生き生きと働く組織にしたい、とその時に思いました。
当院では労働時間は出来るだけ短く、有休も自由に取れて、副業もOKというスタイルです。一部歩合制も入れてあるので、仕事への意欲は高く保てていると思います。
今後何らかの理由で当院を辞めたとしても、在職していたことがキャリアアップに繋がるような組織でありたいと思っています。
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS
2019.02.23
”眼窩減圧術をしました”
当院で眼窩減圧術をした患者さんが最近減圧術の経過を書かれています。
ご自身のお顔も全体に公開されていますので、是非読んでみてくださいね。
たまに患者さんに「痛いですか?」って聞かれます。
そんなときは「患者になったことないから分からない」って答えます(笑)
それだけではおちょくっているようになってしまうので
「術後にとても痛がっているという訴えはほとんどありません」と伝えます。
このブログに書かれているように、こういう術前・術中・術後の流れについて我々はすべて把握しているわけではありません。
なので、とても勉強になります。
ちなにみいまシンガポールにいます。
国際甲状腺眼症学会(International thyroid eye disease meeting)で講演が今終わりました。
前に立って話すことを依頼されるのはとても光栄なことです。
解剖実習のコースのインストラクターも務めさせていただきました。
日本人で一番長い時間人前でしゃべってきました。(笑)
2019.02.23
”眼窩減圧術をしました”
当院で眼窩減圧術をした患者さんが最近減圧術の経過を書かれています。
ご自身のお顔も全体に公開されていますので、是非読んでみてくださいね。
たまに患者さんに「痛いですか?」って聞かれます。
そんなときは「患者になったことないから分からない」って答えます(笑)
それだけではおちょくっているようになってしまうので
「術後にとても痛がっているという訴えはほとんどありません」と伝えます。
このブログに書かれているように、こういう術前・術中・術後の流れについて我々はすべて把握しているわけではありません。
なので、とても勉強になります。
ちなにみいまシンガポールにいます。
国際甲状腺眼症学会(International thyroid eye disease meeting)で講演が今終わりました。
前に立って話すことを依頼されるのはとても光栄なことです。
解剖実習のコースのインストラクターも務めさせていただきました。
日本人で一番長い時間人前でしゃべってきました。(笑)
2019.02.18
手術の完成度
手術の完成度
手術はかならず成功するものではありません。
患者さんご自身は自分の身体を任せるわけですから
成功するかどうか心配になるのは当然だと思います。
しかし医師側から言えば、100%の完成度というものは存在しません。
例えると毎回テストを受けているようなもので
どんな優等生でも100点を取り続けることは出来ません。
まさにテストと一緒で、他の人より沢山テストを受けて受けて復習を毎回何度も行うと
徐々に成績が上がっていく、のと同じようなものです。
我々は2018年の実績で3000眼以上手術を行いました。
これは内眼手術やレーザー、注射を含めない手術の実数ですから
相当数の手術件数であるのはご理解いただけると思います。
名だたる大学病院の眼科の手術件数よりも相当に多い数字です。
それが一部だけに特化しているのですから、潜在的な需要の多さに気付くと思います。
それだけの数を行っているので
もちろん平均点は普通よりそれなりに高く取れている筈です。
ただその平均点を上げる努力をすることは出来ても
その中には低い点数も、高い点数もある中でのことになりますから
どうしても低い点数の場合が出てきてしまいます。
低い点数でも落第しなければ良いや、という方もいれば
もっと高い点数でなければ嫌だ、という方もいらっしゃいます。
低い点数であっても再試験(=つまり再手術)出来る状態であれば
それをすれば今度は平均以上になる確率はそれなりに高いわけですから
再手術をお勧めするのですが、
問題は、それが機能面での不具合であれば保険で追加治療が出来るけれども
美容面(見た目)の問題であれば一切保険での追加治療は出来ない、ということなのです。
機能面というのは眼瞼下垂による視野狭窄や、バセドウによる眼球突出、眼窩骨折による眼球陥凹のようなことで
美容面というのは二重まぶたのラインが気になる、平行型の二重にしたい、のようなことです。
バセドウ病の場合には病気で見た目が変化しているので土台が病気ですから
機能の改善を主に、出来るだけ美容面にも配慮して行わせていただいています。
眼瞼下垂や一重まぶたの眼瞼形状については保険では修正できないので、
気になる方は最初から自費での治療をお勧めさせていただいております。
あと、他院の美容外科での手術後の合併症についても保険での修正は出来ません。
これは全国同じルールの筈ですので、ご留意ください。
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
https://www.oc-tokyo.com/wp/
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」
https://oculofacial.page.link/pamphlet
kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS