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東京都中央区銀座の眼科形成外科 オキュロフェイシャルクリニック東京|眼科・形成外科

オキュロフェイシャルクリニック東京

お知らせ

同じ方向を向けるということの意味

21.03.14

カテゴリ:銀座ブログ

同じ方向を向けるということの意味

ここ最近、コロナ自粛疲れの影響か、来院される患者さんの数が多くてブログ書く時間が取れませんでした

外来も非常に混んでいますので、来院されてお待たせしてしまった方がいらっしゃったら申し訳ありません

完全予約制で出来るだけ混まないようにしているのですが

処理能力を上回る数の方が来院されれば、どんなシステムを作っても意味はなく

かといって病気は待ってくれませんので診察しないって訳にもいきませんから

患者さんたちに待っていただくしかありません

ごめんなさい 裏では昼時のラーメン屋のようにめっちゃバタバタ動いてます

さて、本題です

いままでに数回、身内への批判は避けたほうが良いという話を書かせていただきました

身内や同胞などへの批判は、その組織の体力を削ぐので避けたほうがよい、という内容です

どの職であったとしても、スタッフみんなが同じ方向を向いて仕事をすることが出来るというのは非常に大事です

例えば、当院スタッフのお給料、基本給自体は同業他社と同じなのですが

歩合給の割合をかなり大きく設定しています

先月で言えば、全員に基本給×1.4倍+7万円出しています

スタッフ募集の広告見た方は分かると思いますが

本当にウソでしょ?というくらい高いです

で、本題なのですが、なぜこのようなシステムにしたのか

もちろん、いっぱい稼いだらその分世の中に還元するという意味合いも大きいのですが

それよりも大きな意味があって、それは、歩合制を導入しないと、スタッフと経営者が同じ方向を向けない、ということなのです

これには僕の経験が基になっているのです

僕は医者なので、たくさんの医療機関で働いた経験があります

曜日ごとに、日ごとに勤める医療機関が異なるのが医者の働き方なんですね

で、その中で働いた一つの開業医の眼科クリニックがあります

そのクリニックでは一般眼科が診療の中心で、週にある曜日の半日だけ手術日があって白内障の手術を行っていました

その半日で手術するのは5眼です

この数、それほど多くはありません

年間250件程度ということになりますからね

年間1,000件が手術数が多い眼科の目安ですからね

で、その手術枠、大体3か月先まで埋まっていたんです

だから白内障で来院しても、患者さんは3か月は我慢する必要があったのですね

そのクリニックでは給料は定額制でした

でもほとんどの医療機関では定額制だと思います

白内障の患者さんは高齢者が多いですから

手術が直前でキャンセルになることってたまにあるのです

他の病気で入院した、なんてことがあり得るのですね

そうなると1件キャンセルになって枠が空くのですが

そのクリニックでは、その枠に新規で来た患者さんを入れることはせず

空けたまま次にきた患者さんは3か月後の手術予定としていたのです

当然、上がるべき売り上げは上がらず、キャンセルの分だけ月の売り上げは落ちますね

なぜかそんなことをしたのか

それは定額制で給料が上がらないのだから、頑張って働かず、仕事量を減らしたかったから、です

手術が4件で早く終われば定時で帰ることが出来ますからね

このキャンセルされた枠を先送りにしている件、スタッフだけの秘密でした

経営陣には知らされていなかったのです

こういう事実に当時の僕は衝撃を受けたのです

スタッフと経営陣の向いている方向性が異なる

経営陣が求めていることとスタッフが求めていることが真逆になっている

これを解消するにはどうしたら良いかというと

成果報酬型の給与体系だと思ったのです

だから当院では売り上げに応じてスタッフの給料を上乗せしますし

自由診療の手術が1件入れば、それぞれのスタッフに1,000円ずつお金が入る仕組みになっています

で、これはどのスタッフも横並び

だれか一人だけ突出したお給料もらえるようなシステムではありません

だからみんなで協力して手術をまわして行こうっていう雰囲気が生まれる

それこそスタッフもドクターも一緒の方向を向くことが出来るのですね

本当に小さいことなのですが

組織にとってこういうフレームワークを作るってことはとても大事な事なのです