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公開日:2019.03.17 最終更新日: 2024.03.01

局所麻酔の手術では痛みを
どのように取り除くかが重要

局所麻酔の手術では痛みをどのように取り除くかが重要 オキュロフェイシャルクリニック東京では、全身麻酔で行う手術の数の方が局所麻酔で行う手術よりも多いくらいで、眼科のクリニックとしてはかなり規格外なのですが、局所麻酔の技術に関してもいろいろと配慮をしています。 局所麻酔では全身麻酔と異なり意識がありますから出来るだけ痛みを取ることが大事であるのはもちろんのこと出来るだけ恐怖心を取り除いてあげることも大事です。 当院ではいくつもの工夫を行っているのでそれをお話します。局所麻酔薬は痛みを取るための薬ではありますが、 これを注入するときに大きな痛みがあるのです。 一つ目は針を刺入するときの痛み。 二つ目は注入の時の痛み。 麻酔薬さえ入ってしまえばあとは楽なのですが、そこの状態までどのように持っていくか、が大事なのです。 一つ目の痛み これについては当院では術前に麻酔クリームを皮膚に塗っておくので 痛みを軽減させることが出来ます。 二つ目の痛み 麻酔薬は酸性なので神経に触れると最初に痛みが出ます。これには緩衝材であるメイロンを混ぜて中性に近づけています。 注射が痛いとなるとその前の準備が大事です。当院で行っている工夫はさらに二つあります。 当院で行っている工夫 笑気麻酔 鎮痛効果の高い笑気ガスと酸素を吸ってもらうことで痛みの緩和を行います。 さらに点滴から2種類の麻酔を入れて半分寝た状態になってもらってから局所麻酔の注射を行います。 痛みを感じる神経に麻酔薬が触れると痛みの神経が麻痺するので 痛みを感じなくなるのですが、当たり前ですが神経と薬液が触れないと麻酔が効きません。これには解剖学的にしっかりした知識が必要であり、闇雲にいっぱい入れれば良いというものではありません。 しっかりと神経の走行を頭に入れて的確な位置に麻酔薬を入れること。 基本的なことですがしっかり分かっている人は少ないのが現状です。 手術が終わった後の痛みも気になるところです。 通常使用するキシロカインという薬は1時間半程度の持続時間ですが、当院ではそれにアナペインという薬を混ぜることで最長6時間程度、術後の痛みも抑える工夫をしています。 また術後の疼痛には冷却が効果的であることが分かっていますから術後の冷却専用のアイマスクを開発し、使ってもらっています。 他院での手術時に痛い思いをして嫌な記憶がある方も、当院での手術では全く痛みがなかった!と言っていただくことが多いです。 全身麻酔の時にも、局所麻酔を使っていますので術後の疼痛が出来るだけ少なくなるようにしています。 ここまでしっかり麻酔を考えて、患者さんの心理的・身体的負担を軽減したいと思っています。笑気や鎮静、麻酔クリームまで使って鎮痛を考えているクリニックは実はほとんど存在しないのが現状なのです。 2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 経歴 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 医院名 オキュロフェイシャルクリニック東京 住所 中央区銀座1丁目ビル8F 電話番号 03-5579-9995 公式サイト こちらから MAP こちらから バセドウ病眼症への治療についての動画     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら   OurAgeに特集していただきました こちらから   バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる甲状腺眼症入門パンフレット」   こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから  

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眼形成外科 【オキュロフェイシャルクリニック 東京】
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